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J-GLOBAL ID:201102263416432440   整理番号:11A1029521

亜ヒ酸によって誘導されたウサギ網膜色素上皮細胞のDNA損傷に関する研究

Study on DNA damage of retinal pigment epithelium cell induced by arsenic trioxide in rabbit
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 130-133  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2044A  ISSN: 1003-0808  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【背景】亜ヒ酸(As2O3)は充実性腫瘍を治療するための効果的方法であり,その機序は細胞増殖を阻害し,細胞アポトーシスを誘導することであるという研究報告がある。しかし,As2O3によって生じるDNA損傷に関する研究は明らかとなっていない。【目的】ウサギ網膜色素上皮細胞のDNA損傷における亜ヒ酸(As2O3)の役割を試験する。【方法】Singh NP[2]の方法に従って網膜色素上皮細胞を有色ウサギから単離し,in vitro培養した。サイトケラチンによって培養細胞を同定した。本試験には第3または第4世代細胞を用いた。50.00,5.00,2.00,1.00,0.50および0.25μmol/LのAs2O3をそれぞれ培地に1時間加え,陰性対照群として同量のPBSを加えた。陽性対照群として培養細胞を254nmの波長の紫外(UV)線に10間曝露した。トリパンブルー染色によって細胞活性を検出した。コメットアッセイを行ってDNA損傷を評価した。SPSS13.0ソフトウェアを用いて統計解析した。【結果】培養RPE細胞には黒色顆粒が見られた。培養細胞からは90%以上の陽性率でサイトケラチンに対して陽性の黄茶色の粒子が細胞質に見られた。倒立顕微鏡下では試験群,UV照射群およびPBS群の間には細胞の形態に類似性が見られた。トリパンブルー染色によって上記3群には正常な細胞活性が見られた。PBS群と比較して,As2O3はRPE細胞のDNA異常を用量依存的に明らかに生じさせた。As2O3濃度が高くなるにしたがって,テールDNAおよびテールモーメントは徐々に増大した(F=88.548,P=0.000;F=129.704,P=0.000)。PBS群と比較して,種々の濃度のAs2O3群と照射群との間には有意差も認められた(P<0.05)。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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眼の基礎医学  ,  細胞生理一般 
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