抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本の多国籍企業は,多国籍企業の優位性を発揮していないとして,海外子会社の積極的活用について述べている。海外子会社の貢献を,イノベーションの創出と捉え,新製品の開発だけでなく新規ビジネスの開発,新しいサプライヤの発掘,生産工程における小さな改善など,総合的に捉えることについて述べている。日本多国製企業の大手自動車組立・部品企業の海外子会社9社のアジア拠点,韓国,上海,天津,マレーシア,インド3社,タイ2社,の貢献に関する調査事例を紹介し,日本多国籍企業の海外子会社におけるイノベーションの特徴として,本社で生まれたイノベーションの移転型と海外子会社と創造型の一面を併せ持つ海外子会社の混在があり,日本人主導の創造型海外子会社,生産拠点におけるイノベーションの創出についても日本多国籍企業の特徴であると述べている。