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J-GLOBAL ID：201102263620380599   整理番号：11A1896191

LTE-Advanced上りリンクにおける閉ループ型SU-MIMO伝送のスループットおよびカバレッジの屋外実験結果

Field Experiments on Throughput and Coverage for Closed-Loop SU-MIMO Transmission in LTE-Advanced Uplink

著者 (5件)： 安川真平 (NTTドコモ) ,  川村輝雄 (NTTドコモ) ,  岸山祥久 (NTTドコモ) ,  田岡秀和 (ドコモ欧州研) ,  安藤英浩 (NTTドコモ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 260(RCS2011 140-188)  ページ： 285-290  発行年： 2011年10月19日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,LTE-Advanced上りリンクにおける閉ループ型シングルユーザMIMO伝送について,最大2ストリームの2-by-2MIMO多重,および最大2CC(Component Carrier)のキャリアアグリゲーション(40MHz帯域幅)を適用した場合の屋外実伝搬環境におけるスループットおよびカバレッジの特性評価を行う。本評価では適応変調・チャネル符号化(AMC)およびハイブリッド自動再送要求(HARQ)を適用し,移動局の送信電力は23dBm,共有データチャネルのCC当たりの帯域幅は17.28MHz,移動局の走行速度は時速10kmとする。屋外実験結果より,Rank1送信,すなわちプリコーディングを用いた閉ループ型送信ダイバーシチを適用する場合,1-by-2SIMOと比較して,測定コースのほぼ全域においてスループットおよびカバレッジを改善することを示す。また,Rank-2送信,すなわちMIMO空間多重の適用は,スループット向上に有効で,その有効領域は基地局と移動局との距離が330m以下の範囲に限定されるものの,2CCのキャリアアグリゲーションと組み合わせることで約200Mbpsのピークスループットを実現できることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *規格 ,  *移動通信 ,  *サービスエリア ,  閉ループ系 ,  スループット ,  *ダイバーシチ通信 ,  符号化 ,  信号変調 ,  通信路符号化 ,  *MIMOシステム
準シソーラス用語： *LTE-Advanced ,  プリコーディング ,  適応変調 ,  シングルキャリア無線伝送

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (11件)：

• 3GPP. Evolved universal terrestrial radio access (E-UTRA) and evolved universal terrestrial radio access network (E-UTRAN) ; Overall description. TS 36.300 (V8.12.0). 2010
• DAHLMAN, E. 4G-LTE/LTE-Advanced for Mobile Broadband. 2011
• TANNO, M. Evolved UTRA-physical layer overview. Proc. IEEE SPAWC 2007, June. 2007
• 永田. LTE/LTE-Advanced のシステム性能評価. 信学技報. 2010, 110, 19, 25-30
• IWAMURA, M. Carrier aggregation framework in 3GPP LTE-advanced. IEEE Trans. Commun. Mag. 2010, 48, 8, 60-67

タイトルに関連する用語 (6件)： LTE-Advanced ,  上りリンク ,  MIMO伝送 ,  スループット ,  カバレッジ ,  屋外実験