文献

J-GLOBAL ID：201102263687997124   整理番号：11A0887211

構造と機能の融合 ヘルペスウイルスのエントリ機械の構造的見解

Fusing structure and function: a structural view of the herpesvirus entry machinery

著者 (4件)： CONNOLLY Sarah A. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  JACKSON Julia O. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  JARDETZKY Theodore S. (Stanford Univ., California, USA) ,  LONGNECKER Richard (Northwestern Univ., Illinois, USA)
資料名： Nature Reviews. Microbiology  (Nature Reviews. Microbiology)
巻： 9  号： 5  ページ： 369-381  発行年： 2011年05月 
JST資料番号： W1394A  ISSN： 1740-1526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘルペスウイルスは外被膜を有する二本鎖DNAウイルスで,宿主細胞の原形質膜またはエンドサイトーシス小胞膜との融合によって宿主細胞に感染する。ヘルペスウイルスによる宿主細胞の効率的感染は,他のウイルスによる感染よりも非常に複雑で,感染には複数の糖タンパク質の協調的作用と宿主受容体を必要とする。典型ヘルペスウイルス,単純ヘルペスウイルス(HSVs)およびエプスタイン-バーウイルス(EBV)のエントリに関係する主なウイルス糖蛋白質の構造と多くの宿主受容体は現在知られている。これらの構造の研究は,ウイルス-受容体の結合,機能性タンパク質と脂質の相互作用の潜在的な部位の描写,ウイルス膜融合剤の識別によって生じた立体配座の変化を明らかにすることにより,HSVおよびEBVの結合と融合に関する理解を加速させた。

シソーラス用語： *ヘルペスウイルス科 ,  ヘルペスウイルス感染症 ,  細胞膜 ,  生体膜 ,  DNA【核酸】 ,  細胞 ,  エンドサイトーシス ,  膜融合 ,  糖タンパク質 ,  協調作業 ,  タンパク質 ,  脂質 ,  立体配座
準シソーラス用語： 外膜 ,  機能性蛋白質 ,  原形質膜 ,  宿主細胞 ,  二本鎖DNA ,  ヘルペスウイルス感染

分類 (1件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 融合 ,  ヘルペスウイルス ,  エントリ ,  見解