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J-GLOBAL ID：201102263780244535   整理番号：11A0995074

公害振動評価に関わる諸問題と今後の対応

著者 (4件)： 国松直 (産業技術総合研) ,  平尾善裕 (小林理学研) ,  松本泰尚 (埼玉大) ,  北村泰寿 (建設工学研)
資料名： 騒音制御  (Journal of INCE/J)
巻： 35  号： 3  ページ： 271-278  発行年： 2011年06月01日 
JST資料番号： Y0804A  ISSN： 0386-8761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,振動に関する苦情件数は増加傾向にあり,振動苦情の発生状況と現行の測定評価手法に基づく評価結果が対応していないなどの実態が指摘され,新たな評価手法・規制手法の必要性が生じている。そこで,本報告では,現行の振動規制法による公害振動の評価方法と照らし合わせながら,法の基本的な考え方,評価地点,全身振動に対する人体感覚評価,評価量など,公害振動評価の再検討のための諸問題と課題の整理を行い,暴露規制に基づく評価を提案した。また,暴露規制への対応のためのデータベースの構築の重要性を述べた。(著者抄録)

シソーラス用語： 現地調査 ,  *クレーム処理 ,  *法規制 ,  生体計測 ,  主観評価 ,  *評価基準 ,  位置 ,  *データベース ,  地方自治体 ,  経時変化 ,  建設工事 ,  振動計 ,  波源 ,  独立住宅 ,  無線伝送 ,  振動測定 ,  知覚 ,  閾値 ,  *振動規制法 ,  *振動公害 ,  *環境被害
準シソーラス用語： *振動被害

分類 (2件)： 騒音・振動一般  (SB04020T) ,  建設騒音・振動  (RA07120T)

引用文献 (17件)：

• 1) K. Takemoto, K. Naito, M. Fujimoto, T. Saito, T. Murahashi, A. Yokota : The present situation and the subject of environmental vibration in Japan, Proc. of Inter-Noise 2006, in06_370, pp. 1-7 (2006).
• 2) K. Takemoto, K. Naito, Y. Yamashita, R. Tanaka, T. Murahashi, S. Kunimatsu : Recent action of MOE for environmental vibration in Japan, Proc. of ISEV2007, pp. 139-147 (2007).
• 3) 永森一暢: 振動防止行政の現状と課題,日本騒音制御工学会春季研究発表会講演論文集,pp. 33-36 (2009).
• 4) 鹿島教昭,国松直,藤本正典,田中里佳: 振動規制法施行状況調査からみた振動苦情への対応実態,日本騒音制御工学会春季研究発表会講演論文集,pp. 83-86 (2007).
• 5) 平尾善裕,横島潤紀,国松直: 地盤振動に起因する家屋振動増幅特性の測定法および事例について,日本騒音制御工学会春季研究発表会講演論文集,pp. 49-52 (2009).

タイトルに関連する用語 (2件)： 評価 ,  問題