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J-GLOBAL ID：201102263899467699   整理番号：11A1596675

双極性液体中の溶媒和動力学

Solvation dynamics in dipolar liquids

著者 (2件)： BAGCHI Biman (Indian Inst. of Sci., Bangalore, IND) ,  JANA Biman (Indian Inst. of Sci., Bangalore, IND)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 39  号： 6  ページ： 1936-1954  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 双極性液体の溶媒和動力学の溶媒和時間相関関数S(t)による記述について総説した。ミセル,蛋白質およびDNA水和層,ゾル-ゲル混合物,高分子など複雑な系への応用について説明した。A.序論 B.溶媒和動力学とは何か,そしていかにそれを測定するか? B1.非線形光学法 光子エコー C.現象論的理論 連続モデル記述 C1.均一系誘電モデル C2.不均一系誘電モデル C3.動的交換モデル D.実験結果 D1.第一期(1980~1990) 多指数溶媒和の発見 D2.第二期(1990~2000)サブピコ秒超高速溶媒和動力学の発見 D3.(2000~)複雑な系の溶媒和動力学 E.微視的理論 E1.分子動水力学アプローチ E2.純粋液体の分極および誘電緩和 F.単純な理想化モデル F1.Brown双極子格子 過剰抑制動力学モデル F2.Stockmeyer液体 低抑制動力学モデル G.水,アセトニトリル,メタノールの溶媒和動力学の再検討 G1.サブ100fs超高速成分の微視的起源 H.溶媒相中の化学プロセスにおよぼす溶媒和の影響とは何か? H1.電解質溶液の限界イオン伝導率 遅い現象の超高速動力学による制御 H2.電子移動反応における超高速溶媒和の影響 H3.化学反応における非平衡溶媒和 I.いくつかの関連する系における溶媒和動力学 I1.電解質水溶液における溶媒和 I2.電子溶媒和の動力学 I3.超臨界流体における溶媒和動力学 J.計算機シミュレーション研究 単純および複雑な系 11.結語。

シソーラス用語： *溶媒和 ,  *極性液体 ,  *動力学 ,  相関関数 ,  ミセル ,  タンパク質 ,  DNA【核酸】 ,  水和 ,  ゾル-ゲル転移 ,  高分子溶液 ,  非線形光学 ,  フォトンエコー ,  液体誘電体 ,  不均一系 ,  素粒子模型 ,  動水力学 ,  分子動力学 ,  分極 ,  誘電緩和 ,  Brown運動 ,  水 ,  化学反応 ,  電解質溶液 ,  溶媒和電子 ,  超臨界流体 ,  計算機シミュレーション ,  液体 ,  双極子相互作用 ,  分子間相互作用 ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： Stockmeyer液体 ,  ゾル-ゲル化学 ,  交換モデル ,  光子エコー ,  時間相関関数 ,  電解質水溶液 ,  誘電液体

分類 (3件)： 溶液論一般  (CB05010Z) ,  分子間相互作用  (BH07020P) ,  分子・遺伝情報処理  (JE15040B)

物質索引 (2件)： アセトニトリル ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (3件)： 極性液体 ,  溶媒和 ,  動力学