文献

J-GLOBAL ID：201102264028396730   整理番号：11A0153747

土壌での生物発光Nitrosomonas europaeaへの銅毒性は間隙水での遊離金属イオン活性によって説明される

Copper Toxicity to Bioluminescent Nitrosomonas europaea in Soil Is Explained by the Free Metal Ion Activity in Pore Water

著者 (4件)： ORE S (K.U.Leuven, Heverlee, BEL) ,  MERTENS J (K.U.Leuven, Heverlee, BEL) ,  BRANDT K K (Univ. Copenhagen, Frederiksberg, DNK) ,  SMOLDERS E (K.U.Leuven, Heverlee, BEL)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 44  号： 23  ページ： 9201-9206  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌での金属毒性への生物配位子モデル(BLM)の適用性に関して,生物発光Nitrosomonas europaeaレポーター株への銅(Cu)毒性を固相接触試験で,また対応する土壌抽出物と人工土壌溶液による試験で調べた。人工溶液での生物発光の50%に影響するCu²⁺のイオン活量(EC50)は10^-5から10^-7Mでの範囲で,H⁺,Ca²⁺とMg²⁺の活量の増加と共に増加し,BLM概念に一致することを示した。6種の汚染土壌溶液でのN.europaeaのCu²⁺ EC50値は2×10^-6から2×10^-9Mの範囲で,固相あるいは土壌抽出液試験への閾値を人工溶液データに適合させたイオン競争モデルによって予測できることを示した。さらに,固相接触試験の溶液ベースCu²⁺ EC50は土壌抽出物での対応値より小さくなく,他の固相毒性経路がないことを示唆した。

シソーラス用語： *Nitrosomonas europaea ,  生物ルミネセンス ,  土壌汚染 ,  重金属汚染 ,  *銅 ,  毒性試験 ,  活量 ,  金属イオン ,  活性 ,  競争反応 ,  閾値 ,  濃度 ,  モデリング ,  予測モデル ,  *毒性 ,  土壌細菌
準シソーラス用語： EC50 ,  生物配位子モデル

分類 (3件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  微生物に対する影響  (EE05020V) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 土壌 ,  生物発光 ,  Nitrosomonas ,  銅毒性 ,  間隙水 ,  金属イオン ,  活性 ,  説明