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J-GLOBAL ID:201102264094835515   整理番号:11A0962299

ナトリウムN-ラウロイルサルコシナートとN-アルキルピリジニウムクロリド界面活性剤との相互作用 水性混合物中のpHに応答する安定なベシクルの自発形成

Interaction of sodium N-lauroylsarcosinate with N-alkylpyridinium chloride surfactants: Spontaneous formation of pH-responsive, stable vesicles in aqueous mixtures
著者 (2件):
資料名:
巻: 358  号:ページ: 208-216  発行年: 2011年06月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水性混合物中のナトリウムN-ラウロイルサルコシナート(SLS)とN-セチルピリジニウムクロリド(CPC)およびN-ドデシルピリジニウムクロリド(DPC)との相互作用を検討した。陰イオン界面活性剤と陽イオン界面活性剤との間の強い相互作用が環側された。広い組成範囲について相互作用パラメータβを決定し,負であることを見いだした。混合系ははるかに低くなった臨界ミセル濃度(CMC)およびCMCにおける表面張力を有することが見いだされた。界面活性剤混合物は,検討したモル分率の範囲において相乗効果を示した。表面張力,蛍光分光法,動的光散乱法(DLS),透過型電子顕微鏡法(TEM),共焦点蛍光顕微鏡法(CFM)を含む複数の技法を用いて種々の組成および全濃度の混合物における自己集合形成を調べた。緩衝水性媒質中の広い範囲の組成および濃度において陰イオン界面活性剤と陽イオン表面活性剤とを混合すると熱力学的に安定な単層ベシクルが形成されることが観測された。TEMならびにDLS測定を行ってベシクル構造の形状およびサイズをそれぞれ求めた。これらの単層ベシクルは3箇月に及ぶ長期間安定であり,凝集平衡形のようであった。安定性に対するpHおよび温度の効果を検討した。ベシクル構造体は2.0という低さのpHおよび生物温度(37°C)で安定であることが観察された。10モル%のコレステロールの存在下で混合界面活性剤ベシクルはカプセル化したカルセイン染料の漏れを示し,pHをトリガーとする薬物放出における利用の可能性を示した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ミセル  ,  液-液界面 
物質索引 (5件):
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