抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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『目的』セフィキシム(Cefixime)の健康人における生物学的同等性を観察する。『方法』18名の健康人にランダムにセフィキシム口腔内速崩壊錠受験製剤とセフィキシムカプセル参考製剤200 mgを服用させ、HPLC法によりセフィキシムの血中濃度を測定した。DAS 2.0薬物動態学プログラムにより、主要薬物動態学パラメータを計算し、2種類の製剤生物学的同等性を評価した。AUG0-24、AUCO-∞とCmaxは分散分析と両側検定を行ったが、tmaxはノンパラメトリック検定を行った。『結果』受験製剤と参考製剤を服用後、血漿中にセフィキシムのCmaxはそれぞれ(3.0±0.9)mg・L-1と(2.8±0.9)mg・L-1となったが、tmaxはそれぞれ(3.5±0.8)hと(4.4±1.1)hとなった、t1/2はそれぞれ(2.9±0.8)hと(2.7±0.7)hとなった、AUC0-24はそれぞれ(22.0±7.1)mg・h・L-1と(22.6±7.1)mg・h・L-1となった、AUCO-∞はそれぞれ(22.7±7.0)mg・h・L-1と(23.2±7.0)mg・h・L-1となった、Gmax、AUC0-24とAUCO-∞の90%信頼区間はそれぞれ88.9%~127.1%、82.8%~116.3%と83.7%~115.5%となっていた。相対生物利用度F0-24とFO-∞はそれぞれ(106.6±52.2)%と(105.9±48.3)%となった。『結論』セフィキシム口腔内速崩壊錠とセフィキシムカプセルのGmax、AUG0-24とAUGO-∞は一致し、吸収程度は同等であった。セフィキシム口腔内速崩壊錠の吸収速度は明らかにセフィキシムカプセルにより速かった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST