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J-GLOBAL ID：201102264232888250   整理番号：11A0803255

材料解析法および評価技術 5 中性子および高エネルギーX線による材料組織の評価

著者 (3件)： 奥田浩司 (京大 大学院工学研究科) ,  友田陽 (茨城大 大学院理工学研究科) ,  落合庄治郎 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 61  号： 2  ページ： 85-93  発行年： 2011年02月28日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中性子とX線(放射光)の特徴を概説し,中性子による残留応力や集合組織の評価,中-高エネルギーX線による歪の評価について適用例を示した。中性子はX線と比較した場合,透過能が高く,高角度でも強度の減衰が小さい。原子炉中性子角度分散法を用いたAl合金鍛造品の残留応力,中性子粉末回折装置を用いたAl合金(AHS2-T6)の引張変形や弾性歪の測定例紹介した。中性子による集合組織の評価では試料を回転するだけで完全極点図が得られる利点を挙げ,純AlのECAP加工による完全極点図や中性子飛行時間法による低合金鋼熱間圧延材の変態集合組織の解析結果を示した。また透過能の高い高エネルギーX線を用いた歪測定の例として,銀シース酸化物高温超伝導体複合線材の超伝導層の歪の解析結果を示した。

シソーラス用語： *中性子 ,  X線 ,  シンクロトロン放射 ,  残留応力 ,  集合組織 ,  透過率 ,  アルミニウム合金 ,  中性子回折 ,  極点図 ,  飛行時間法 ,  超伝導線 ,  歪測定 ,  応力測定 ,  高温超伝導体 ,  SPD【塑性】
準シソーラス用語： ECAP加工 ,  *高エネルギーX線 ,  弾性歪 ,  *評価技術

分類 (2件)： 金属組織観察法  (WB01010R) ,  非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (54件)：

• 1) 林 真琴 軽金属 58(2008),251-258,同205-211.
• 2) 星埜禎男編著:中性子回折 実験物理学講座 22,共立出版,1976.
• 3) C. Windsor: Pulsed Neutron Scattering, Taylor & Francis, London,(1981).
• 4) S. W. Lovesey: Theory of Neutron Scattering from Condensed Matter, Oxford UP, Oxford,(1984).
• 5) http://physics.nist.gov/PhysRefData/FFast/html/form.html

タイトルに関連する用語 (5件)： 解析法 ,  評価 ,  中性子 ,  高エネルギーX線 ,  材料組織