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J-GLOBAL ID:201102264407390544   整理番号:11A1117470

カイコBombyx moriのセリシン-1遺伝子の組織特異的発現に不可欠な新規のエンハンサー及びプロモータ領域エレメント

Novel enhancer and promoter elements indispensable for the tissue-specific expression of the sericin-1 gene of the silkworm Bombyx mori
著者 (4件):
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巻: 41  号:ページ: 592-601  発行年: 2011年08月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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セリシンはカイコBombyx moriの中間の絹糸腺(MSG)で特異的に産生される粘着性蛋白質であり,一方絹繊維蛋白質フィブロインは後側の絹糸腺(PSG)で産生される。これらの絹蛋白質は医療技術とバイオテクノロジーに有益な生体材料であると期待されている。本研究では,遺伝子銃技術によるリポーター構築物の絹糸腺内への導入によって,in vivoでセリシン-1遺伝子(ser1)のプロモータ領域エレメントについて分析した。-1602から+47の領域はMSG特異的発現を誘発するのに十分であった。5′欠失変異体は-1362から-1250,-201から-116,-115から-37の間に位置する重要な配列で3段階低いプロモータ領域活性を示した。著者らは,-1350,-320,-180,及び-70領域周辺の配列エレメントに結合する組織及び段階特異的な因子複合体(MSG-インターモルト特異的複合体:MIC)を見いだした。-70領域での突然変異(MIC結合を阻害する)はほぼ全てのプロモータ領域の活性を減弱させ,一方MIC結合を阻害しない方の突然変異はプロモータ領域活性に影響を及ぼさなかった。この結果は,上記のエレメントへのMICの結合がin vivoでのser1の時空間的特異性にとって本質的なことであると示唆する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  動物の生化学 

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