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J-GLOBAL ID:201102264870278532   整理番号:11A1133499

黒液エバポレータにおけるナトリウム塩の付着 パイロットプラント成績と工業的意義

Sodium Salt Scaling in Black Liquor Evaporators-Pilot Plant Results and Industrial Significance
著者 (4件):
資料名:
巻: 36  号: 3/4  ページ: 98-106  発行年: 2010年 
JST資料番号: H0946A  ISSN: 0826-6220  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: カナダ (CAN)  言語: 英語 (EN)
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新しいパイロットエバポレータ測定に基づいて,黒液の結晶化と汚損挙動を分析した。二つの操作条件である循環流量(0.2~3.7kg/m・s)および熱流束は汚損率に影響を与えるが,汚損率は内部残留時間(76~226)とは関係しないことが分かった。熱流速と質量流量から,汚損率とエバポレータに沿った濃度勾配間の関係があることが分かった;入口と出口での濃度間の大きな相違によって高い汚損率となった。従って,付着を最小にするために,エバポレータは高循環流量と低熱流束にする必要があった。汚損成長は熱伝達表面に沿った垂直の位置に依存した。エバポレータ内の半回分式結晶測定により,ナトリウム塩は準安定状態の限界で高い過飽和を示すことが分かった。また,測定から,一次性の核形成により,高い汚損率が起きることが分かった。汚損挙動は溶液組成で大きな影響を受けた。重炭酸塩または炭酸ナトリウムのどちらかで結晶化する高い炭酸塩率の液体は,準安定状態の限界を超えた後の核形成時および更なる蒸発時両者で,バーカイト領域における液体結晶化に比較して,熱伝達面上で重大な汚損を惹起することが分かった。バーカイト液体は重炭酸および炭酸ナトリウム液よりも熱伝達表面で析出する傾向が低かった。汚損成長変動は熱伝達表面と個々の結晶化学種の間の結合力に関連すると考えられる。
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分類 (1件):
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パルプ廃液とその利用 

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