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J-GLOBAL ID：201102264910435954   整理番号：11A0187688

未処理/処理カオリンの接触角とPP-カオリン複合材料の機械的性質との相関

Contact angle of untreated/treated kaolin and its correlation with the mechanical properties of PP-kaolin composites

著者 (5件)： ARIFFIN A (Univ. Sains Malaysia, Pulau Pinang, MYS) ,  AHMAD MSB (Univ. Sains Malaysia, Pulau Pinang, MYS) ,  AKIL HM (Univ. Sains Malaysia, Pulau Pinang, MYS) ,  ARIFFIN KS (Univ. Sains Malaysia, Pulau Pinang, MYS) ,  YUSOFF NSM (Univ. Sains Malaysia, Pulau Pinang, MYS)
資料名： Journal of Reinforced Plastics & Composites  (Journal of Reinforced Plastics & Composites)
巻： 29  号： 23  ページ： 3442-3449  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0835A  ISSN： 0731-6844  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面処理および未処理カオリンの接触角および表面自由エネルギーを濡れ性と関連付け,カオリン充填PP複合材料の機械的特性に対する影響を調べた。シランカップリング剤やステアリン酸で表面処理したカオリンを,異なった量比(0~15重量%)でPPと混練してPP-カオリン複合材料を作製した。薄層毛細浸透法でWashburnの式を用いて,未処理および処理カオリン充填剤の接触角を求め,Youngの式で表面自由エネルギーを算出した。未処理品と比べて,処理カオリン試料は接触角が高く,表面自由エネルギーが低かった。Pukanszkyモデルを使用して,充填剤と複合材料マトリックスの界面密着性を定量的に分析した。高い接触角や低い表面エネルギーを有するカオリン充填剤が,複合材料におけるPPマトリックス中の充填粒子の凝集を抑止し,分散性と相溶性の向上に役立つことが判明した。未処理と比べて表面処理カオリン複合材料は,高い引張り,曲げと衝撃強さを有していた。

シソーラス用語： *ポリプロピレン ,  *カオリン ,  *複合材料 ,  *接触角 ,  *濡れ ,  *表面処理 ,  *機械的性質 ,  相関 ,  引張試験 ,  衝撃試験 ,  曲げ試験 ,  引張強さ ,  曲げ強さ ,  衝撃強さ ,  シランカップリング剤 ,  相溶性 ,  凝集 ,  分散【dispersion】 ,  脂肪族アミン ,  有機ケイ素化合物 ,  第一アミン ,  脂肪酸
準シソーラス用語： PP【重合体】 ,  濡れ性 ,  表面自由エネルギー ,  有機無機複合材料

分類 (4件)： ポリオレフィン  (YH07090L) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

物質索引 (2件)： アミノプロピルトリエトキシシラン ,  ステアリン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： カオリン ,  接触角 ,  PP ,  複合材料 ,  機械的性質 ,  相関