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J-GLOBAL ID：201102265046498554   整理番号：11A0735991

複合ポアソンモデルを用いた日降水量特性の将来予測

著者 (2件)： 近森秀高 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  永井明博 (岡山大 大学院環境学研究科)
資料名： 応用水文  (Applied Hydrology)
号： 23  ページ： 1-10  発行年： 2011年03月16日 
JST資料番号： L3921A  ISSN： 1881-4948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 気候モデルから得られる将来の月降水量を複合ポアソンモデルを用いて統計的にダウンスケーリングして模擬発生させた日降水量時系列の統計的再現精度を調べた。さらに将来の日降水量時系列を模擬発生させて,現在の降水量データと比較することにより将来の,特に豪雨時の降雨特性の変化を調べた。岡山,札幌,敦賀,鹿児島の4地点を対象に将来予測を行なった結果,現在と比較して日降水量は19~40%,平均年最大日降水量は15~28%増加すると予測された。

シソーラス用語： モデル ,  *降雨量 ,  時系列 ,  再現性 ,  予測
準シソーラス用語： ダウンスケーリング ,  再現精度 ,  *将来予測 ,  *日降水量 ,  *複合ポアソンモデル

分類 (1件)： 水文学一般  (DC07010R)

引用文献 (12件)：

• Eagleson, P. S.(1978): Climate, Soil, and Vegetation, 2., The Distribution of Annual Precipitation Derived From Observed Storm Sequence, Water Resour Res., 14(5), pp. 713-721.
• Ishihara K.(2010): Assessment for the 30-year daily precipitation change due to global warming using regional frequency analysis. Hydrological Research Letters 4, pp. 30-34.
• Katz, R. W.(1977): Precipitation as a chain-dependent process, Journal of Applied Meteorology, 16, pp. 671-676.
• Kavvas, M. L. and J. W. Delleur (1981): A Stochastic Cluster Model of Daily Rainfall Sequence, Water Resour. Res., 17(4), pp. 1151-1160.
• 気象庁 (2005): 地球温暖化予測情報, 第6巻 (CD-ROM), http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/GWP/Vol6/index.html (文書のみ; 確認日: 2010/10/7)

タイトルに関連する用語 (3件)： モデル ,  日降水量 ,  将来予測