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J-GLOBAL ID:201102265109629379   整理番号:11A1526743

マクロファージ浸潤へのMT1-MMPの蛋白質分解と非蛋白質分解関与の遺伝的分析

Genetic dissection of proteolytic and non-proteolytic contributions of MT1-MMP to macrophage invasion
著者 (4件):
資料名:
巻: 413  号:ページ: 277-281  発行年: 2011年09月23日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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MT1-MMP/MMP-14は,マクロファージで発現している,主要な浸潤促進膜プロテアーゼである。細胞外マトリックスを分解する,その蛋白質分解活性に加え,MT1-MMPは,その蛋白質分解活性とは無関係に,細胞でのATP生産も促進する。MT1-MMPの蛋白質分解とエネルギー促進活性が,どの程度,マクロファージの浸潤に関わるかは,不明のままである。我々は最近,MT1-MMPの細胞質尾が,APBA3/Mint3を用い,HIF-1を活性化し,これによりATP生産のため解糖を促進することを示している。ここでは,Apba3-/-マクロファージを用い,MT1-MMPの蛋白質分解とエネルギー促進活性の関与を分析した。MT1-MMPの蛋白質分解活性は,マクロファージでAPBA3の欠損により影響されなかった。Apba3-/-とMmp14-/-マクロファージは,野生型(WT)細胞と比較して,ATP量の55%低下を示し,変異細胞の動きの速度は,従って低下した。これとは異なり,Mmp14-/-とApba3-/-マクロファージによるマトリゲル浸潤は,WT細胞で観察される量の,それぞれ24%と55.4%に低下した。これら結果は,マクロファージ浸潤に対するMT1-MMPの2種類の浸潤促進作用の関与を分析した最初の試みである。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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