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J-GLOBAL ID:201102265111432450   整理番号:11A2004039

メチルエチルケトンペルオキシドの分解に対し酸化第2鉄の影響

Effects of ferric oxide on decompositions of methyl ethyl ketone peroxide
著者 (6件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 202-208  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: T0434A  ISSN: 0950-4230  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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メチルエチルケトンペルオキシド(MEKPO)は,重合反応およびガラス強化プラスチック硬化剤用に,広く使用される開始剤である。しかしながら,MEKPOは不安定な反応性化学品であり,世界中全てで重大な事故を幾度も引き起こしてきた。本稿は,汚染物質として酸化第2鉄の存在下でのMEKPOの熱安定性を,熱量および動力学研究により研究した。熱量測定は,開始温度や圧力危険のような重要な反応性障害に対する酸化第2鉄の影響を同定するため,自動圧力追跡断熱熱量計(APTAC)を用いて実施した。次いで動力学モデル化を行い,その暴走反応の動力学を研究し,および重要な速度パラメータを評価した。その結果,酸化第2鉄は,低濃度範囲(<0.3%)にては,MEKPOの熱安定性に大きな影響を与えないことが分かった。しかしながら,酸化第2鉄の高および中間濃度範囲(即ち,10%)においては,MEKPOの熱安定性に負の影響が観察された。この結果は,活性化エネルギーおよび頻度因子が酸化第2鉄の高濃度範囲において劇的に減少すると言う,動力学研究の結果と一致している。そしてこの結果は,MEKPOの取り扱いに対し必要なプロセス安全情報を,またこの分野における更なる研究に対し技術ベースを与える。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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