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J-GLOBAL ID：201102265187870155   整理番号：11A1732794

出芽酵母のTHI4pは自殺型のチアミンチアゾール合成酵素である

Saccharomyces cerevisiae THI4p is a suicide thiamine thiazole synthase

著者 (8件)： CHATTERJEE Abhishek (Cornell Univ., New York, USA) ,  BALE Shridhar (Cornell Univ., New York, USA) ,  EALICK Steven E. (Cornell Univ., New York, USA) ,  ABEYDEERA N. Dinuka (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  PAI Pei-Jing (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  RUSSELL David H. (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  BEGLEY Tadhg P. (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  DORRESTEIN Pieter C. (Univ. California at San Diego, California, USA)
資料名： Nature (London)  (Nature (London))
巻： 478  号： 7370  ページ： 542-546  発行年： 2011年10月27日 
JST資料番号： D0193B  ISSN： 0028-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チアミンピロリン酸1はすべての生命体にとって必須の補因子である。その生合成では,ピリミジン2とチアゾール3前駆体が別個に合成され,次いでこれらが連結される。チアミンチアゾールを生合成する経路は2つが同定されている。原核生物では5つの酵素が3つの基質に作用して複雑な酸化縮合反応を介してチアゾールを生成し,この機構は今では詳細にわたって確定されている。対照的に,真核生物でチアゾール生合成にかかわっている遺伝子産物は1つだけである(出芽酵母[Saccharomyces cerevisiae]ではTHI4p)。今回我々は,完全な活性を持つ組み換え野生型THI4pを作製し,タンパク質の保存されたシステイン残基から反応中間体への鉄依存的な硫化物転移反応を明らかにし,またTHI4pが1回だけターンオーバーを行う自殺型酵素であることを実証する。Copyright Nature Publishing Group 2011

シソーラス用語： Saccharomyces cerevisiae ,  反応中間体 ,  アミノ酸残基 ,  *タンパク質 ,  合成酵素 ,  化学反応 ,  ターンオーバー ,  窒素複素環化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  酵素反応 ,  補因子 ,  アルコール ,  無機酸エステル ,  第四アンモニウム ,  転移反応
準シソーラス用語： *THI4p ,  チアゾール化合物

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： チアミンピロリン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： 出芽酵母 ,  自殺 ,  合成酵素