文献

J-GLOBAL ID：201102265266221855   整理番号：11A0132122

広帯域周波数誘電分光法の新しい試料セル配置:DCからラジオ周波数まで

New sample cell configuration for wide-frequency dielectric spectroscopy: DC to radio frequencies

著者 (3件)： NAKANISHI Masahiro (Dep. of Physics, Fac. of Sci., Hokkaido Univ., Sapporo, Hokkaido 060-0810, JPN) ,  SASAKI Yasutaka (Dep. of Physics, Fac. of Sci., Hokkaido Univ., Sapporo, Hokkaido 060-0810, JPN) ,  NOZAKI Ryusuke (Dep. of Physics, Fac. of Sci., Hokkaido Univ., Sapporo, Hokkaido 060-0810, JPN)
資料名： Review of Scientific Instruments  (Review of Scientific Instruments)
巻： 81  号： 12  ページ： 123902  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： D0517A  ISSN： 0034-6748  CODEN： RSINAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広帯域周波数誘電分光法用の新しい試料セル配置を示した。平行平板コンデンサの同軸構造(外側平行平板セル:OPPC)は通常配置の周波数領域と較べて周波数領域を大きく拡張できる。提案した配置において,漂遊インダクタンスは大きく減少する。結果的に,周波数領域の上限は,通常の平行平板コンデンサの上限(1MHz)から二桁改良される。さらに,キャパシタンスの値は平行平板配置の使用により大きく保たれる。従って,低周波領域におけるキャパシタンス測定精度は十分高い。結果的に,インピーダンスなどの適格なアドミッタンス測定装置あるいはネットワークアナライザによって,OPPCは幅広い周波数領域(100Hz~1GHz)をカバーできる。数種の極性液体とポリマフィルムの複素誘電率の周波数依存性を調べることにより,OPPCと通常の誘電体セルを比較した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *試料セル ,  *スペクトロスコピー ,  周波数領域 ,  コンデンサ ,  平板 ,  インダクタンス ,  静電容量 ,  電気計測器 ,  ネットワークアナライザ ,  気体 ,  極性 ,  高分子膜
準シソーラス用語： *誘電分光法 ,  平行平板 ,  極性気体

分類 (1件)： 誘電体測定技術・装置  (BM05020Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 広帯域 ,  誘電分光法 ,  試料セル ,  DC ,  ラジオ