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J-GLOBAL ID:201102265410605116   整理番号:11A1675893

早期に魚油を強化した食餌を与えられたマウスではタンパク質制限された母体から生まれた雄の子供たちの生化学的,肝臓および脂肪組織的変化を正常にする

An early fish oil-enriched diet reverses biochemical, liver and adipose tissue alterations in male offspring from maternal protein restriction in mice
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巻: 22  号: 11  ページ: 1009-1014  発行年: 2011年11月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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胎児期のプログラミング(母親に対する蛋白質制限)は成体期の代謝疾患および慢性疾患と関係がある。早期の魚油(FO)の摂取は子のプログラミング応答を回復させるのではないかと考えた。妊娠したマウスに,妊娠/授乳期を通して,標準的な食物(SC)あるいは低タンパク質食物(LP)のどちらかを与えた。離乳時,次のようなグループを設定した:それぞれ,SCあるいはSC+FOを入れ,SCおよびSC-FO,LPおよびLP-FOグループとした。LPの子供たちは肥満,高コレステロール血症および高血糖の傾向を示した。さらに,成体期には,肝臓脂肪症を伴った高血圧症となり,ステロール調節エレメント結合タンパク質(SREBP-1)のレベルが高かった。しかし,FO(魚油)を強化した食餌を与えたLPの子供たちは体重(BM)が減少することが分かった。また,これらのマウスでは,総コレステロール(TC)およびトリアシルグリセリド(TG)レベルの減少が見られ,脂肪細胞が減少し,脂質代謝が改善されることが分かった。さらに,これらのLP子供たちでは,アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT),低SREBP-1タンパク質発現,高ペルオキシゾーム増殖因子活性レセプター-α発現,および,血圧(BP)の改善や腫瘍壊死因子(TNF)-αレベルなどが関与する肝臓脂肪症による肝臓構造の損傷が減少することが明らかとなった。早期の魚油の摂食はプログラミング応答に有益な影響を及ぼし,子供にプログラムされた成体の体脂肪,ブドウ糖および脂質代謝,肝臓および脂肪組織構造を調整することが明らかとなった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品一般  ,  蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養 

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