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J-GLOBAL ID：201102265484276360   整理番号：11A0289491

純鉄に対するプラズマ電解浸炭の運動学的及び機械的研究

Kinetics and mechanical study of plasma electrolytic carburizing for pure iron

著者 (2件)： CAVUSLU F. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Gebze Inst. of Technol., Gebze, Kocaeli, 41400, TUR) ,  USTA M. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Gebze Inst. of Technol., Gebze, Kocaeli, 41400, TUR)
資料名： Applied Surface Science  (Applied Surface Science)
巻： 257  号： 9  ページ： 4014-4020  発行年： 2011年02月15日 
JST資料番号： B0707B  ISSN： 0169-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水,グリセリン,NH₄Clからなる水溶液中の純鉄のプラズマ電解浸炭を調べた。表面浸炭は750,800,900,950°Cで5,10,30分間処理した20%グリセリン溶液中で行った。純鉄表面の硬質炭素豊富層の形成をX線回折により確認した。金属組織学的研究とSEM観察から純鉄表面の粗く稠密な浸炭層を明らかにした。実験結果は浸炭層の厚みが時間と温度と共に変化することを示した。浸炭層の平均厚は20~160μmであった。浸炭試料の硬度は表面から試験材料の内部への距離と共に低下した。基板上の浸炭層の平均硬度値は550~850HVであったが,基板の硬度は110~170HVであった。純鉄上に形成された主要な相はセメンタイト(Fe₃C),マルテンサイト(Fe+C),オーステナイト(FCC鉄)の混合であることをX線回折により確認した。全てのプラズマ電解浸炭試料の耐摩耗性は未処理試料に比べて著しく向上した。浸炭後に表面粗さが増した。高い表面粗さ故に摩擦係数も上昇した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *イオン浸炭 ,  *純鉄 ,  *硬化層 ,  表面粗さ ,  表面改質 ,  セメンタイト ,  マルテンサイト ,  オーステナイト ,  耐摩耗性 ,  摩擦係数
準シソーラス用語： *プラズマ浸炭

分類 (1件)： その他の表面処理  (WC08070F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 純鉄 ,  プラズマ ,  電解 ,  浸炭 ,  運動学 ,  研究