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J-GLOBAL ID：201102265546824504   整理番号：11A0948170

トマトの病害虫対策 害虫誘引植物を用いた雨除け栽培 トマトでの白ぶくれ症抑制

著者 (2件)： 永井一哉 (岡山県農林水産総合セ 農研) ,  飛川光治 (岡山県農林水産総合セ 農研)
資料名： 農耕と園芸  (Agriculturist and Horticulturist)
巻： 66  号： 6  ページ： 116-119  発行年： 2011年05月23日 
JST資料番号： Y0900A  ISSN： 1345-8833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機栽培やIPM(総合的病害虫管理)における害虫制御の手段として,害虫を誘引して繁殖を抑制する植物の利用価値は高いと考えられる。トマトの害虫であるヒラズハナアザミウマは,トマトの花に飛来し,子房に産卵し,白ぶくれ症を発生させ,6~7月収穫の雨除け栽培で被害が大きい。この害虫による白ぶくれ症を抑制するため,誘引植物としてポピーおよびペチュニアを混植する試験を行った。その結果,6月上~下旬に開花した果実でのヒラズハナアザミウマの産卵数は,対照区と比べて少なく,白ぶくれ症による被害果率も低くなった。したがって,ハウス開口部の外側に誘引植物を栽培することによって,ヒラズハナアザミウマの侵入を抑制できる可能性が示された。

シソーラス用語： *トマト ,  *害虫防除 ,  *総合防除 ,  アザミウマ類 ,  ペチュニア ,  ケシ属 ,  *植物
準シソーラス用語： IPM ,  ヒナゲシ ,  ヒラズハナアザミウマ ,  ポピー ,  雨除け栽培 ,  病害虫防除 ,  *誘引植物

分類 (3件)： 植物の病虫害防除一般  (FC05010F) ,  野菜  (FC03043X) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

タイトルに関連する用語 (8件)： トマト ,  病害虫 ,  対策 ,  害虫 ,  誘引 ,  植物 ,  雨除け栽培 ,  白