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J-GLOBAL ID:201102265825909005   整理番号:11A0853434

土壌汚染対策の最新動向と調査・浄化法 地質汚染診断士技術ノート NO7 地下水利用を考える-神栖町(現神栖市)の有機砒素地下水汚染-

著者 (1件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 43-46  発行年: 2011年04月01日 
JST資料番号: S0991A  ISSN: 0285-5380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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2003年3月23日神栖町地下水飲用による健康被害報道後,住民は利用自粛を指示され,無汚染地区さえ指示に従った。地下水調査を行った者として利用可能地下水まで自粛した理由や地下水利用のあり方も検証した。行政は高濃度有機ヒ素汚染地区のA地区と比較的高い汚染のB地区を設定し,500mサークルとそれを結ぶエリアを自粛地区とした。調査団は浅層(表層約7~8m),中層(約14~16m),深層(19~30m)の3つの帯水層存在を明確にし,深層汚染地下水と浅層のそうでない地下水は分けて利用可能なこと,汚染地下水から外れた地点の地下水利用の可能性を示唆した。当時の水道普及率は67.3%は平成22年3月には91.2%まで増えた。原因は80年代後半~90年代前半に埋立てたコンクリート混入ジフェニルアルシン酸だった。東日本大震災では,特に神栖地域隣接鹿島コンビナートは港湾崩壊や約6mの津波に見舞われ,これらの地域はかなりの液状化も起き,上水浄水場は送水配管破損などで震災1か月後も送水できず,地下水給水で対応できた。
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分類 (2件):
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水質汚濁一般  ,  重金属とその化合物一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (12件):
  • (l)茨城大学広域水圏センター神栖町有機ヒ素地質汚染調査団、平成15年7月22日、神栖町有機砒素地下水汚染(B地区)の汚染機構解明第一次報告
  • (2)大脇正人、2006、人工地層中における有害物質の存在形態とモニタリングについて
  • (3)加藤木真紀・楡井久、2005、茨城県神栖町における有機砒素地下水汚染に関わる地下水流動系と一般地下水質の変遷、広域水圏センター年報第8号
  • (4)茨城新聞、平成15年4月9日
  • (5)環境省、平成19年6月、茨城県神栖市における汚染メカニズム解明のための調査地下水汚染シミュレーション等報告、http://www.env.go.jp/chemi/report/h19-02/ index.html
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