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J-GLOBAL ID:201102266118804597   整理番号:11A1051531

ダイジョ(Dioscorea alata L.)の挿穂の採取時期とジベレリンおよびウニコナゾールP処理が挿木苗の生育に及ぼす影響

著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 22-26  発行年: 2011年06月01日 
JST資料番号: L6894A  ISSN: 1882-8434  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ダイジョ(Dioscorea alata L.)の種苗を挿木によって安定的に生産する技術開発を目的に,挿穂の採取時期,ジベレリンおよびジベレリン生合成阻害剤のウニコナゾールPが挿木苗の発根,シュートおよびミニ塊茎の形成に及ぼす影響について検討した。挿木後にそれらの植物成長調節物質を葉面に散布し,21日後に調査を行った。ジベレリン処理は,挿穂の採取時期や処理濃度に関わらず挿木苗のシュート形成を抑制した。一方,ウニコナゾールP処理では挿穂の採取時期によってシュートとミニ塊茎の形成率が異なった。特に,挿木苗にシュートが形成されない130日目挿しにおいて,ウニコナゾールPを処理するとシュートが形成された。挿穂の内生ジベレリンの生合成がウニコナゾールPによって阻害され,挿木苗の生育に影響を及ぼしたものと考えられた。以上のことからダイジョでは,塊茎の肥大成長への転換期直前に挿穂を採取し,挿穂にウニコナゾールP処理を行うことによって,挿木苗のシュート形成率を向上でき,効率的な増殖が可能になるものと考えられた。(著者抄録)
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分類 (3件):
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いも類  ,  植物成長調整剤  ,  発生,成長,分化 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (19件):
  • Acha, I., H. Shiwachi, R. Asidu and M. Akoroda 2004. Effect of auxins on root development in yam (Dioscorea rotundata) vine. Tropical Science 44: 80-84.
  • Akoroda MO and Okonmah LU 1982. Sett production and germplasm maintenance through vine cuttings in yams. Tropical Agriculture 59: 311-314.
  • Cabanillas E. and Martin FW 1978. The propagation of edible yams from cuttings. Journal of Agriculture of the University of Puerto Rico 62: 249-254.
  • 陳 淑婉・志和地弘信・真田篤史・豊原秀和 2010.ダイジョ(Dioscorea alata L.)およびナガイモ(D. opposita THUNB.)におけるムカゴの成長に及ぼす日長の影響. 熱帯農業研究 3: 6-12
  • 菊野日出彦・遠城道雄・櫛下町鉦敏・林 満 2002.ダイジョ(Dioscorea alata L.)塊茎の肥大生長の転換と内生ジャスモン酸含量の推移との関係.熱帯農業 46: 109-113.
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