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J-GLOBAL ID:201102266381653951   整理番号:11A0507129

細胞間ナノチューブは細菌の情報伝達を媒介する

Intercellular Nanotubes Mediate Bacterial Communication
著者 (2件):
資料名:
巻: 144  号:ページ: 590-600  発行年: 2011年02月18日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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細菌は主に分泌された細胞外因子を通して情報伝達することが知られている。ここで本研究は,隣接細胞を架橋するナノチューブによって媒介されるという,細菌の情報伝達の中で以前には特徴づけされてなかったタイプを同定する。モデル生物として枯草菌を用い,隣接する細胞間の細胞質蛍光分子の伝達を可視化した。加えて,異なる抗生物質耐性遺伝子を持つ株を共培養することにより,分子の交換が一過性に細胞に非遺伝性の耐性を取得させることを示した。さらに,非接合性プラスミドはある細胞から別の細胞へ移動し,これによりレシピエント細胞へ遺伝性の特徴を与えた。電子顕微鏡は,隣接の細胞を架橋し,細胞内分子の交換のためのルートとして役立っている,多様なサイズの管状伸長の存在を示した。これらのナノチューブはまた,枯草菌と黄色ブドウ球菌,枯草菌と進化的に遠縁の大腸菌でさえも,種間の方法で形成された。本結果から,ナノチューブは種内および種間の細胞分子の交換のためのネットワークを提供することで,事実上微生物の情報交換の主な形式を示すと考える。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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微生物生理一般 
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