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J-GLOBAL ID：201102266433705807   整理番号：11A0101460

効率的なシーケンシャル一貫性分散共有記憶の方法論的な構築

A Methodological Construction of an Efficient Sequentially Consistent Distributed Shared Memory

著者 (5件)： CHOLVI Vicent (Univ. Jaume I, Castellon, ESP) ,  FERNANDEZ Antonio (Universidad Rey Juan Carlos, Mostoles, ESP) ,  JIMENEZ Ernesto (Universidad Politecnica de Madrid, Madrid, ESP) ,  MANZANO Pilar (Universidad Politecnica de Madrid, Madrid, ESP) ,  RAYNAL Michel (Univ. Rennes, Rennes, FRA)
資料名： Computer Journal  (Computer Journal)
巻： 53  号： 9  ページ： 1523-1534  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： D0002B  ISSN： 0010-4620  CODEN： CMPJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一貫性基準をどのように定義するかはマルチプログラムの正しさを議論する基盤となる。最も厳しい一貫性基準はアトミック一貫性である。因果一貫性はそれより弱い一貫性基準である。他の一貫性基準も提案されている。本論文では,シーケンシャル一貫性を導入した。これは,アトミック一貫性と因果一貫性の中間に位置する一貫性基準である。アトミック一貫性との違いは,アトミック一貫性が絶対時間における順序を意味するが,シーケンシャル一貫性においては論理時間における順序を意味する。このシーケンシャル一貫性プロトコルを方法論的に構築する方法を提示した。このプロトコルは極めて単純であり,write操作は常にノード内でローカルに実行でき,外部同期を必要としない。アルゴリズムをワークステーションクラスタ上で実装し,行列乗算,高速フーリエ変換などの典型的な並列演算に適用した。性能評価を行うと共に,他のアルゴリズムとも比較した。

シソーラス用語： *一貫性 ,  *共有メモリ ,  多重プログラミング ,  並列処理 ,  トランザクション処理 ,  プロトコル ,  マルチプロセッサシステム ,  行列 ,  高速Fourier変換 ,  並列演算
準シソーラス用語： アトミック性 ,  マルチプログラミング ,  ワークステーションクラスタ ,  *分散共有メモリ

分類 (2件)： データベースシステム  (JD03030U) ,  ディジタル計算機方式一般  (JC02010O)

タイトルに関連する用語 (4件)： シーケンシャル ,  共有 ,  方法論 ,  構築