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J-GLOBAL ID：201102267580797055   整理番号：11A1416409

谷津田域の農業水路における魚類の出現傾向と指標性-千葉県下田川流域における群集データの解析-

Presence Tendency of Fish Species in Yatsu Paddy Field and Characterization for Indicator Species-Analysis of fish communities in Shitada-gawa river basin-

著者 (6件)： 竹村武士 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  小出水規行 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  水谷正一 (宇都宮大 農) ,  森淳 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  渡部恵司 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  西田一也 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研)
資料名： 農業農村工学会論文集  (Transactions of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering)
号： 274  ページ： 291-301  発行年： 2011年08月25日 
JST資料番号： S0345A  ISSN： 1882-2789  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 千葉県の谷津田域において,2年間にわたり実施した毎月の魚類調査結果を対象に魚類の出現傾向を分析した。調査結果では,全体で13種が出現し,優占種であるドジョウが総採捕個体数の約3/4を占める。出現傾向の分析には3つの群集解析方法を用いた。そして,解析結果を基に,注目種を抽出後,注目種が代表する水路群と代表しない水路群,および,注目種の出現水路群と非出現水路群について,それぞれ水路環境の差を水路の位置や平均水面幅等の項目ごとに分析した。以上の結果,調査地ではタモロコの多いほど同所的出現種数が多く,タモロコの出現水路には他種にも好ましい環境のあることを示唆する,タモロコの指標性が考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： 湿地 ,  用水路 ,  魚類 ,  調査 ,  魚群 ,  *ドジョウ ,  コイ科 ,  *多次元尺度分析 ,  多変数系 ,  千葉県 ,  タモロコ ,  *魚類調査 ,  生物調査 ,  *谷津田 ,  *農業水路
準シソーラス用語： 正準相関分析

分類 (2件)： 農業土木  (FB02000W) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (48件)：

• BARTLEY, D. F. Career Exploration : A Multivariate Analysis of Predictors. Journal of Vocational Behavior. 2000, 56, 63-81
• 原科幸爾. 本州における森林の連続性と陸生哺乳類の分布. ランドスケープ研究. 1999, 62, 5, 569-572
• 端憲二. 魚類の生息を考慮した水路の改良. 農土誌. 1987, 55, 11, 47-52
• HILL, M. O. TWINSPAN, a FORTRAN program for arranging multivariate data in an ordered two-way table by classification of the individuals and attributes. 1979
• 平松和昭. ファジィ推論によるメダカの環境応答モデルの開発. 農土論集. 2003, 228, 65-72

タイトルに関連する用語 (10件)： 谷津田 ,  農業水路 ,  魚類 ,  傾向 ,  指標 ,  千葉 ,  下田 ,  流域 ,  群集 ,  解析