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J-GLOBAL ID：201102267603212599   整理番号：11A1812851

麻薬中毒の転写機構とエピジェネティック機構

Transcriptional and epigenetic mechanisms of addiction

著者 (2件)： ROBINSON Alfred J. (Mount Sinai School of Medicine, New York, USA) ,  NESTLER Eric J. (Mount Sinai School of Medicine, New York, USA)
資料名： Nature Reviews. Neuroscience  (Nature Reviews. Neuroscience)
巻： 12  号： 11  ページ： 623-637  発行年： 2011年11月 
JST資料番号： W1331A  ISSN： 1471-003X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の脳の構造と機能の研究によれば,脳が乱用薬物に慢性暴露されると遺伝子調節が変化し表現型に大きく貢献する。本総説では,その複数の機構を概説する。転写装置の動員や抑圧に関与する転写因子には,ΔFOSBやcAMP応答配列結合蛋白質(CREB)やNFκBが含まれる。エピジェネティクスの機構として,ヒストン尾部の変化とDNAメチル化で誘導されるクロマチン内の遺伝子のアクセシビリティの変化,および非コードRNAによる遺伝子発現の調節がある。この機構を理解することで治療に役立つようになるだろう。

シソーラス用語： *薬物依存性 ,  CRE結合タンパク質 ,  NFκB ,  転写因子 ,  DNA結合タンパク質 ,  転写【遺伝】 ,  細胞遺伝現象 ,  樹状突起 ,  サイクリン依存性キナーゼ ,  ヒストンデアセチラーゼ ,  メチル化 ,  化学修飾 ,  アンチセンスRNA ,  効果 ,  側坐核 ,  *薬物中毒 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  架橋化合物 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  モルフィナンアルカロイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ジオール ,  第二アルコール ,  DNAメチル化 ,  ヒストン修飾 ,  マイクロRNA ,  樹状突起棘 ,  *遺伝子発現調整 ,  青斑核 ,  サイクリン依存性キナーゼ5 ,  サーチュイン1 ,  *エピジェネティックス制御 ,  クロマチンリモデリング ,  *転写調節 ,  *中毒 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  大脳基底核 ,  *遺伝 ,  中脳
準シソーラス用語： *遺伝的調節 ,  青斑 ,  Cdk5 ,  CREB ,  SIRT1 ,  ΔFOSB ,  *エピジェネティック制御 ,  クロマチン再構築 ,  *転写制御 ,  報酬効果

分類 (4件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I) ,  たんでき性鎮痛薬・麻薬の基礎研究  (GW03080Z)

物質索引 (2件)： コカイン ,  モルヒネ

タイトルに関連する用語 (3件)： 麻薬中毒 ,  転写 ,  エピジェネティック