抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環境保全型水稲栽培に向けて,除草剤以外の新たな除草技術の開発が必要である。筆者らは,(株)クボタ及び井関農機(株)と共同で,水稲の条間及び株間を同時に除草できる乗用型の高精度水田用除草機を開発した。機体後部に各種の作業機を搭載可能な乗用管理車両に,除草装置(6条または8条用)を搭載したものである。除草装置は,高速回転する横軸回転ロータ(条間除草ロータ)で水稲の条間を除草し,水平左右に揺動するレーキ(株間除草レーキ)で株間を除草する。本除草機の概要,作業方法,性能について紹介した。除草本数割合は約60%で,歩行型除草機の約20%を大きく上回る。平成14年度より市販化され,水稲減・無農薬栽培農家等に徐々に導入が進んでいる。