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J-GLOBAL ID：201102267905252000   整理番号：11A0543690

トンネルリングカット工法による切羽前方地盤の沈下抑制効果

著者 (5件)： 久武勝保 (近畿大 理工) ,  大野司郎 (近畿大 総合社会) ,  片山達章 (大成・熊谷・間共同企業体) ,  大前幸寛 (丸善石油化学) ,  鈴木啓介 (近畿大 大学院総合理工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 F1(トンネル工学)特集号  (J. JSCE, SER. F1 (Tunnel Engineering) Special Issue)
巻： 66  号： 1  ページ： 41-48  発行年： 2010年11月25日 
JST資料番号： L2179C  ISSN： 2185-6672  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トンネルにおけるリングカット(RC)工法と全断面掘削(FC)工法を対象に,強度・変形特性の異なる2種類の未固結地盤をロボットで掘削する遠心模型実験を実施し,RC工法とFC工法による沈下量を比較した。その結果,地盤強度が小さい場合,RC工法の最大沈下量はFC工法の約30%となり,RC工法の沈下抑制効果が非常に大きいことが分かった。さらに3次元弾完全塑性有限要素法による数値解析を実施し,実験結果と比較した。その結果,RC工法では,残存する核のために地盤の最小主応力と変形係数の低下が妨げられて沈下が抑制されること,変形係数の拘束圧依存性の高い地盤ほど核の沈下抑制効果が大きいことなどが明らかになった。

シソーラス用語： *山岳トンネル ,  トンネル掘削工法 ,  全断面掘削 ,  地山 ,  *遠心模型試験 ,  *有限要素法 ,  変形係数 ,  抑制 ,  弾塑性
準シソーラス用語： *リングカット工法 ,  *沈下抑制 ,  *未固結地山

分類 (1件)： ずり処理,支保工,覆工  (RC05040Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： トンネル ,  リングカット工法 ,  切羽 ,  地盤 ,  沈下 ,  抑制効果