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J-GLOBAL ID：201102267911944959   整理番号：11A0295896

アシル-ホモセリンラクトン依存的シグナリングの構造的基礎

Structural Basis of Acyl-homoserine Lactone-Dependent Signaling

著者 (2件)： CHURCHILL Mair E. A. (Univ. Colorado School of Medicine, Colorado, USA) ,  CHEN Lingling (Indiana Univ., Indiana, USA)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 111  号： 1  ページ： 68-85  発行年： 2011年01月 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アシル-ホモセリンラクトン(AHL)はプロテオバクテリアグループに属するバクテリアがそれらの細胞密度を検知し,情報伝達するのに用いている中性の小脂質分子である。このシグナリング過程はクオラムセンシングとして知られている。本レビューはグラム陰性菌におけるAHLシグナルによって媒介されるクオラムセンシングの構造的基礎を以下の項目に分けて解説した。1)ホモセリンラクトンシグナリング分子(アシルホモセリンラクトン,アロイルホモセリンラクトン),2)AHL合成の分子的基礎 A.AHLシンターゼの一次構造,B.LuxI型AHLシンターゼ,C.三次元構造,D.シグナル産生における特異性,E.シグナル産生機構,3)LuxR型蛋白質におけるAHL認知機構 A.AHL感受性転写制御因子,B.LuxR型蛋白質へのAHL結合の構造的基礎,C.LuxR型蛋白質のオリゴマ状態の構造的基礎,4)LuxR型蛋白質のDNA活性の制御機構 A.LuxR型蛋白質によるDNA結合の構造的基礎,B.抗活性化剤と抗活性化剤の構造,C.抗活性化の構造的基礎。

シソーラス用語： *ラクトン ,  細菌 ,  *信号 ,  *細胞情報伝達 ,  細胞密度 ,  転写因子 ,  合成酵素 ,  DNA【核酸】 ,  添加剤 ,  分子構造
準シソーラス用語： AHL ,  AHLシンターゼ ,  LuxI蛋白質 ,  LuxR蛋白質 ,  *アシルホモセリンラクトン ,  *クオラムセンシング ,  *シグナリング ,  プロテオバクテリア ,  活性化剤

分類 (4件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  フラン  (CF07072V) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (3件)： ホモセリンラクトン ,  シグナリング ,  基礎