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J-GLOBAL ID:201102268055976220   整理番号:11A0665498

高温空気流でのバイオコークス(高緻密化バイオマス燃料)の着火特性

Ignition Behavior of Bio-Coke (Highly Densified Biomass Fuel) in High-Temperature Air Flows
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 111-122 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: U0023A  ISSN: 1880-5566  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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新しく開発したバイオマスブリケット,バイオコークス(BIC)の着火特性について研究した。本燃料については,その高密度(1300kg/m3;通常の木材ペレットの2倍以上)および高機械的強度により,バイオマス資源のその汎用性,高体積発熱量に関する経済的利点のような独自の特性がある。これから実際の燃焼炉で燃料を用いる場合に重要な円筒BICブロック(直径48mmで長さ85mm)の着火特性について,高温空気流(473~873K,550~750NL/min)で検討した。実験では,予熱空気をBIC円筒の底面に吹付けて底面の着火特性について観測し,時間依存質量損失率に加えて表面温度のモニタリングをした。これらの結果から次の2着火モード,すなわち,1)高空気温度条件(T≧598K)でガス相着火に先行する固体面着火,および2)比較的低い空気温度条件で生ずる同時表面着火を伴うガス相着火,を示した。各モードの出現については,空気温度,流速,および燃料の水分含有量により,予熱空気供給条件に依存することを示した。揮発性ガスの変化率は加熱速度に依存するBICブリケット内の温度分布と密接な相関関係があり,これについては燃料内の温度分布の変化が,観測した着火モード出現の一原因となり得ることを示した。これらからBICブリケットの着火特性の制御では,本燃料内の温度分布について考慮に入れる必要のあることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  燃焼一般 
引用文献 (26件):
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