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J-GLOBAL ID:201102268243458962   整理番号:11A0499519

試験住宅の換気口の道路交通騒音に対するアクティブ制御効果に関する実験的検討

An Experimental Study on Effect of Active Noise Control against Road Traffic Noise for Ventilation Opening of Pilot Residence
著者 (2件):
資料名:
号: 19  ページ: 27-33  発行年: 2011年01月15日 
JST資料番号: L7736A  ISSN: 1346-5325  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,新築住宅ではシックハウス対策のために換気量の確保が義務付けられ,換気口(吸気口)の設置が避けられなくなった。換気口は通気のために孔が外部に解放されていることが必須であるため,気密性を高めるという騒音防止の基本と相反し,住宅外周部の遮音性能のボトルネックとなりやすい。そのため,住宅換気口のための効果的な遮音技術の整備が強く求められている。道路交通騒音は広帯域であるため,高音域の遮音に優れたパッシブ手法だけでは,中低音域の遮音は十分でないことから,中低音域の遮音に優れているアクティブ騒音制御技術を使った換気口の制御効果を定量的に明らかにした。騒音の干渉音として働く2次音源の位置から,その制御点の位置を計測した結果,屋外端に設置することが一番制御効果があることがわかった。アクティブ手法を適用することにより,騒音レベルで10-13dB程度の制御効果が得られることがわかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
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建築物の防音,遮音  ,  道路交通騒音・振動 
引用文献 (10件):
  • 日本音響学会道路交通騒音調査研究委員会: 道路交通騒音の予測モデル“ASJ RTN-Model 2008”付属資料A1自動車走行騒音の周波数特性, 日本音響学会誌, 65巻4号, pp. 213-215, 2009.
  • 西村正治: アクティブ制御今昔--これまでと今後の展望--, 日本音響学会誌59巻, pp. 399-400, 2003.
  • P. A. Nelson and S. J. Elliott: Active Oontrol of Sound, Academic Press Ltd., pp. 161-203, 1992.
  • 穴井謙, 財津洋介, 藤本一壽: 建物換気口に対するアクティブ騒音制御の遮音効果に関する実験的検討, 都市・建築学研究 (九州大学大学院人間環境学研究院紀要), 第10号, pp. 65-70, 2006.
  • 有限会社アクティモ:<http://www.actimo.co.jp/>.
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