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J-GLOBAL ID：201102268341806430   整理番号：11A1936840

自転車利用者の観光地における行動実態-「回り道行動」に着目して-

THE ACTUAL BEHAVIOR OF THE BICYCLE TOURISM-Focusing on “detour activities”-

著者 (4件)： 矢島拓弥 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  後藤春彦 (早稲田大 理工学術院) ,  山崎義人 (兵庫県大 自然・環境科研) ,  遊佐敏彦 (早稲田大 創造理工)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 670  ページ： 2387-2394  発行年： 2011年12月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,サイクルツアー推進事業モデル地区であるしまなみ海道を対象として,自転車観光の実態と,特に面的な広がりを有する「回り道行動」に着目して分析を行った。以下の知見を得る。1)自転車利用者の行動実態としては,a)使用金額は一人平均約5600円である。b)走行距離は,一日平均約60km,平均立寄り施設数は約5か所である。c)走行形態は横断型,Uターン型,途中終了型に分けられ,横断型が半数近くを占める。d)立寄り施設は非予定施設の割合が高く,歩行者とは異なる傾向を示した。e)約9割が「回り道行動」を行っており,回り道上での立寄りも全体の3割となっている。2)回り道行動を誘発する空間特性としては,a)地区内部へ自転車道路が進入する際に多く発生している。b)回り道行動に使用される道を9種に分類し分析を行うと,建物,海が街路構成として含まれると,立寄りが多く見られる。

シソーラス用語： *自転車交通 ,  利用者 ,  観光地区 ,  *回遊 ,  *実態調査 ,  *湾岸道路 ,  広島県 ,  愛媛県 ,  実験 ,  交通調査 ,  追跡調査 ,  ビデオテープ ,  面接調査 ,  アンケート ,  運行費 ,  走行距離 ,  サービスエリア ,  名所旧跡 ,  経路 ,  海浜 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  *しまなみ海道 ,  被験者実験

分類 (1件)： 観光,レクリエーション  (RD04030J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 自転車 ,  観光地 ,  行動 ,  着目