文献
J-GLOBAL ID:201102268544418877   整理番号:11A1617386

ボックスモデルを使った日本の有明海西部内部における低酸素状態分析

Analysis of hypoxia in the western interior parts of the Ariake Sea, Japan, using a box model
著者 (4件):
資料名:
巻: 179  号: 1-4  ページ: 65-80  発行年: 2011年08月 
JST資料番号: D0789B  ISSN: 0167-6369  CODEN: EMASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
有明海西部内部(WIAS)における低酸素状態機構を明らかにするために,1972年~2004年にフィールド観測データを採取して2層ボックスモデルを使って解析した。WIASにおける移流速度,垂直拡散係数(Kz),および生物化学的酸素消費速度(R)の月間平均値を定量的に評価した。予測した移流速度は夏季および冬季に湾頭で観測した残留流動パターンと比較的対応した。予測Kzは9月から3月に比較的大きく(0.6~5.3 cm2 s-1),4月から8月に小さかった(0.2~0.4 cm2 s-1)。予測したRは5月~8月に0.30~0.46mg L-1 day-1の範囲であった。夏季には,下層における溶存酸素(DO)濃度の時間的変化はKzおよびRにより大きく制御された。1970年代,1980年代,および1990年代~2000年初期におけるKz,R,および密度成層(P)の程度の月別変化を分析した。P,Kz,およびRは計算期間中に有意差が無かった。しかし,1970年代と他の計算期間の夏季におけるR変動は変化した。DO消費量期間は1980年代および1990年代~2000年代初期に1970年代よりも長期間であった。1980年代におけるRは計算期間の中で最大であった。1980年代のRの増加は,懸濁物食者の低下による赤潮植物プランクトンに由来する有機物負荷の増大によるものであった。Copyright 2010 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋汚濁  ,  水質調査測定一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る