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J-GLOBAL ID:201102268582716253   整理番号:11A1199060

1-オクタノールの放射線安定性と放射線分解物の分析

Radiation Stability and Analysis of Radiolysis Product of 1-Octanol
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 988-992  発行年: 2010年 
JST資料番号: W0391A  ISSN: 1000-6818  CODEN: WHXUEU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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1-オクタノールは核燃料再処理での高レベル放射性廃棄物抽出用溶媒として期待されており,高放射線環境での工業的利用の前に1-オクタノールへの放射線の影響研究が必要である。本報では,窒素中での1-オクタノールの放射線安定性を初めてUV-Vis分光法とFTIRにより調べた。その結果,1-オクタノールは100kGy線量では化学的に安定で,300kGy線量以上ではカルボキシル基含有化合物が生成した。600kGy照射1-オクタノールの主放射線分解物をガスクロマトグラフィー(GC)及びGC-MSにより分析した結果,気体状主生成物は水素で,少量の二酸化炭素及びメタンも認められた。主液体生成物は1-オクタナールで,1-オクタノール溶液でのその質量分率は1%以下であった。少量のヘプタン及び8-ペンタデカノールも生成した。照射1-オクタノールの化学構造及び放射線分解物分析から,窒素中でのγ照射過程では1-オクタノールα-炭素でのC-H結合開裂が主反応となり,β-炭素でのC-C結合も開裂した。更に,照射過程で生成した一次H原子ラジカルと-オクタノール間の水素引抜き反応も生じた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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放射線化学一般 
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