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J-GLOBAL ID：201102268593332686   整理番号：11A1275969

負荷オフセットの最大比に基づく並列負荷バランス性能分析

Parallel Load-Balancing Performance Analysis Based on Maximal Ratio of Load Offset

著者 (4件)： Zhang Lilun (Coll. of Computer, National Univ. of Defense Technol., Changsha) ,  Ye Hong (Coll. of Computer and Information Engineering, Beijing Technol. and Business Univ., Beijing) ,  Wu Jianping (Coll. of Computer, National Univ. of Defense Technol., Changsha) ,  Song Junqiang (Coll. of Computer, National Univ. of Defense Technol., Changsha)
資料名： Jisuanji Yanjiu yu Fazhan  (Jisuanji Yanjiu yu Fazhan)
巻： 47  号： 6  ページ： 1125-1131  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0790A  ISSN： 1000-1239  CODEN： JYYFEY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 負荷バランスの測定と多並列の応用の性能に及ぼすその影響は,難しい仕事であることは良く知られている。ここでは,負荷バランスの評価モデルを,離散化仕組み(有限差分や有限要素など)に基づく並列数値計算用に開発した。負荷バランスの指数として負荷オフセットの最大比(MRLO)を導入することにより,並列効率と,通信,並列規模,数値的仕組みの複雑さに対する計算の割合との定量的関係を分析した。MRLOは評価モデルの基礎パラメータである。POPベンチマークと名付けられた有名な地球的大洋循環モデルを用いてこの評価モデルの検証を行った。実行時間縮減の比率は,効率向上と等価であるため,POPの並列効率増加は実行時間と評価モデルの両者から予測できる。評価モデルはどの程度全体の性能が負荷バランスに依存しているかを明らかにした。特に,大規模並列計算にとって,問題サイズと並列度が大きくなると,負荷バランスは並列効率に,より影響されやすい。負荷バランスが数万タスクに達する並列計算の重要なボトルネックであること,また研究者は,あらゆる種類の応用での並列最適化において,負荷バランスにもっと力点をおくべきであることを結果は示している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *並列演算 ,  *負荷分散 ,  モデル ,  *性能分析
準シソーラス用語： 評価モデル ,  負荷バランス ,  並列計算

分類 (1件)： 数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (3件)： オフセット ,  負荷バランス ,  性能分析