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J-GLOBAL ID：201102268615111980   整理番号：11A1862438

農薬の植物吸収およびヒト健康: コムギ中残留と経口摂取の動的モデリング

Plant uptake of pesticides and human health: Dynamic modeling of residues in wheat and ingestion intake

著者 (6件)： FANTKE Peter (Inst. of Energy Economics and the Rational Use of Energy (IER), Universitaet Stuttgart, Hessbruehlstr. 49a, 70565 ...) ,  CHARLES Raphaeel (Agroscope Changins-Waedenswil (ACW), Route de Duillier, P.O. Box 1012, CH-1260 Nyon 1, CHE) ,  ALENCASTRO Luiz Felippe de (Central Environmental Lab. (GR-CEL), Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), 1015-Lausanne, CHE) ,  FRIEDRICH Rainer (Inst. of Energy Economics and the Rational Use of Energy (IER), Universitaet Stuttgart, Hessbruehlstr. 49a, 70565 ...) ,  JOLLIET Olivier (Environmental Health Sciences, School of Public Health (SPH), Univ. of Michigan, 109 S. Observatory, Ann Arbor, MI ...) ,  JOLLIET Olivier (Quantis, EPFL Sci. Park (PSE-D), CH-1015 Lausanne, CHE)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 85  号： 10  ページ： 1639-1647  発行年： 2011年11月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加工食品の消費による残留農薬のヒト摂取は,現行の農作業を評価するのに重要な役割をする。著者らは作物特異的植物吸収モデリングにおける最新の開発の利点を採用して,コムギ環境系における残留農薬を予測する革新的な動的モデル,dynamiCROPを提案した。著者らはこのモデルを使用して,葉面散布後のコムギにおける農薬の吸収および転流とヒトによる摂取画分を分析した。収穫したコムギの食用部における残留物の漸進変化に基づいて,著者らは散布した農薬のkg当たり22 mg~2.1 gがコムギ加工製品の消費によってヒトにより摂取されることを予測した。モデルの結果をコムギ穂において実験的に求めた濃度と,吸入および間接的排出すなわち農薬散布中の環境への損失量による吸収を通じた予測摂取量と比較した。コムギにおけるモデル濃度と実測濃度は良く一致して,クロロタロニルのファクター1.5以下~テブコナゾールの最大ファクター3に遍在した。農薬動態に影響する主な性状は,植物中における分解半減期と農薬散布および作物収穫の間の時間で,収穫画分において少なくとも3オーダー変動した。食品加工はさらに残留物を約63%低減した。散布されたコムギにおける残留物から摂取される画分は,間接的排出から予測した摂取画分より最大4オーダー大きく,直接農薬散布後の食用作物の消費による曝露が重要であることを示した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 農薬汚染 ,  *残留農薬 ,  生体吸収 ,  *葉面散布 ,  *コムギ ,  転流【生体】 ,  ヒト ,  *取込 ,  *摂食 ,  生体内蓄積 ,  生物濃縮 ,  食物連鎖 ,  生物学的半減期 ,  時期 ,  解析 ,  食品加工 ,  曝露 ,  曝露試験 ,  用量 ,  ダイナミックモデル ,  予測モデル ,  解析モデル ,  リスク ,  *モデリング ,  窒素複素環系殺菌剤 ,  農業殺菌剤 ,  合成ピレスリン ,  カーバメート系殺虫剤 ,  芳香族塩素化合物 ,  芳香族ニトリル ,  脂環式化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  第二アルコール ,  アルコール ,  ニトリル ,  有機臭素化合物 ,  オレフィン化合物 ,  フェノールエーテル ,  カルボン酸エステル ,  カルバミド酸エステル
準シソーラス用語： ヒト曝露 ,  環境曝露 ,  *経口摂取 ,  健康リスク ,  収穫時期 ,  食用作物 ,  動態解析 ,  *動的モデリング ,  曝露量

分類 (3件)： 農薬  (SB05030L) ,  農薬一般  (FB06010J) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

物質索引 (6件)： クロロタロニル ,  シプロコナゾール ,  テブコナゾール ,  デルタメトリン ,  ピリミカルブ ,  プロクロラズ

タイトルに関連する用語 (7件)： 農薬 ,  植物吸収 ,  ヒト ,  コムギ ,  残留 ,  経口摂取 ,  動的モデリング