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J-GLOBAL ID：201102268709197501   整理番号：11A0554646

屋久島における乾性沈着調査について

著者 (5件)： 上村忠司 (鹿児島県環境保健セ) ,  平原律雄 (鹿児島県環境保健セ) ,  茶屋典仁 (鹿児島県環境保健セ) ,  遠矢倫子 (鹿児島県 環境林務部) ,  平原裕久 (鹿児島県環境保健セ)
資料名： 鹿児島県環境保健センター所報  (Annual Report of Kagoshima Prefectural Institute for Environmental Research and Public Health)
号： 11  ページ： 113-117  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： Z0872B  ISSN： 1346-2393  CODEN： KKHSCZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 酸性雨原因物質の長距離輸送の機構解明のために行っている屋久島の国設酸性雨想定所で酸性雨モニタリング(湿性沈着)調査の補完のために,全国環境協議会・酸性雨広域大気汚染調査研究部会では酸性雨全国(乾性沈着)調査を2007年度と2009年度に実施した。その調査で得られた九州・沖縄・山口の調査結果と屋久島の調査結果を比較検討した。その結果,ガス状成分のSO₂については冬季に高い季節変動が見られた。エアロゾル成分中のnss(非海塩性)-SO₄^2-及びNH₄^-濃度は特に北部の山口,大宰府で春季から夏季にかけての季節変動が高く,大陸からの越境汚染の影響を受けているものと思われた。また,鹿児島のSO₂及びHNO₃ガスの年平均濃度は屋久島より高く,活火山である桜島及び自動車等の人為的発生源の影響であると思われた。

シソーラス用語： *鹿児島県 ,  *乾性沈降 ,  *酸性雨 ,  汚染監視 ,  大気汚染 ,  大気汚染物質 ,  二酸化硫黄 ,  硫酸イオン ,  硝酸 ,  アニオン ,  硝酸塩 ,  塩素 ,  ナトリウム ,  カリウム ,  カルシウム ,  マグネシウム ,  アンモニウムイオン ,  エアロゾル ,  *長距離輸送【大気】 ,  成因
準シソーラス用語： *屋久島 ,  乾性沈着 ,  酸性雨モニタリング ,  硝酸イオン ,  大陸起源

分類 (2件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  汚染原因物質一般  (SB05010P)

タイトルに関連する用語 (3件)： 屋久島 ,  乾性沈着 ,  調査