抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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7月,中晩柑類は,生理落果がほぼ終了し,緑化が完了した新葉は光合成を活発に行い,夏枝の発生と伸長も旺盛な時期となる。また,新根の伸長も盛んになり,養分の吸収も旺盛となることから,土壌水分を確保することが最も重要な時期である。果実は単生有葉果を利用するため,初期肥大は緩慢だが,7月中旬からは果実の肥大が大きくなる。摘果(大玉果生産を目的に,生理落果が終了したら荒摘果を実施する),潅水(夏季の最重要作業であり,果実の肥大促進,夏枝の生育促進,減酸,樹勢維持のために潅水を行う),防除(病害虫防除では黒点病,ミカンハダニの防除が重要),および夏の剪定(樹勢回復と来年の優良な結果母枝の確保)について今月の作業を解説した。