文献

J-GLOBAL ID：201102268876691160   整理番号：11A0159482

イソプレノイド生合成のメバロン酸経路の酵素

Enzymes of the mevalonate pathway of isoprenoid biosynthesis

著者 (1件)： MIZIORKO Henry M. (Div. of Molecular Biology and Biochemistry, School of Biological Sciences, Univ. of Missouri - Kansas City, 5007 ...)
資料名： Archives of Biochemistry and Biophysics  (Archives of Biochemistry and Biophysics)
巻： 505  号： 2  ページ： 131-143  発行年： 2011年01月15日 
JST資料番号： B0023A  ISSN： 0003-9861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メバロン酸経路はアセチルCoAのポリイソプレノイド代謝産物および天然産物の多用途前駆体であるイソペンテニル5-二リン酸への変換に関与する。この経路は,多くの真核細胞,古細菌および幾つかで真性細菌において機能する。最近になり,この機構に対する機能的および構造的基盤の多くが報告された。生合成的アセトアセチル-CoAおよびHMG-CoAシンターゼ反応は異なるが,開始縮合酵素ファミリーを通して類似する活性部位に位置する鍵アミノ酸に依存する。細菌および動物HMG-CoAレダクターゼは,広範囲に研究され,これら蛋白質とスタチン阻害剤との相互作用での相違が規定された。メバロン酸のイソペンテニル5-二リン酸への変換は,3種のATP依存性リン酸化反応を含む。これら3反応に関与する細菌の酵素は,共通した蛋白質折り畳みを共有し,動物酵素は細菌報告された人ホスホメバロン酸キナーゼの構造が示すように異なっている。細菌と動物のメバロン酸リン酸化の代謝産物阻害に関する観察にも有意の差異が存在する。これら差異に対する構造基盤は最近報告された。ホスホメバロン酸キナーゼおよびメバロン酸二リン酸デカルボキシラーゼ反応に対する代替が古細菌で存在する。従って,アセチルCoAからイソペンテニル二リン酸合成に関する新しい詳細が出現しつつある。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *テルペノイド ,  代謝経路 ,  ケト酸リアーゼ ,  HMG-CoAレダクターゼ ,  リン酸化 ,  酵素 ,  折畳み構造
準シソーラス用語： *イソプレノイド ,  生合成経路 ,  *メバロン酸経路 ,  HMG-CoAシンターゼ ,  ホスホメバロン酸キナーゼ

分類 (3件)： 代謝一般  (EB02030C) ,  動物の生化学  (EJ01050P) ,  代謝と栄養  (EG03054K)

物質索引 (2件)： アセトアセチル-CoA ,  イソペンテニルピロりん酸

タイトルに関連する用語 (3件)： イソプレノイド生合成 ,  メバロン酸経路 ,  酵素