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J-GLOBAL ID：201102269044414111   整理番号：11A0194026

ポリ(フッ化ビニリデン)結晶性多形に対するナノケイ酸塩の影響:第二部 低温度過冷却における溶融結晶化

Impact of Nanosilicates on Poly(vinylidene fluoride) Crystal Polymorphism: Part 2. Melt-crystallization at Low Supercooling

著者 (6件)： INCE-GUNDUZ B. Seyhan (Tufts Univ., MA) ,  BURKE Kristina (Gallaudet Univ., Washington, D.C.) ,  KOPLITZ Michelle (Rochester Inst. Technol., NY) ,  MELESKI Matthew (Gallaudet Univ., Washington, D.C.) ,  SAGIV Ari (Drexel Univ., PA) ,  CEBE Peggy (Tufts Univ., MA)
資料名： Journal of Macromolecular Science. Part A. Pure and Applied Chemistry  (Journal of Macromolecular Science. Part A. Pure and Applied Chemistry)
巻： 47  号： 10/12  ページ： 1208-1219  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： B0697A  ISSN： 1060-1325  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低過冷却温度,すなわち純ポリフッ化ビニリデン(PVDF)がγ結晶相を示す温度におけるPVDF/有機変性ケイ酸塩(OMS)ナノ複合材料の溶融結晶化を研究した。本材料は165°Cでの溶融状態からの結晶化,又は150°Cで予め溶融結晶化したサンプルの170°Cでのアニールによって調製した。アニールで調製したサンプルの方が少し低いOMS組成でγ核生成を示した。アニールサンプルは融点の異なる二タイプのγ結晶を有することが分かった。溶融結晶化サンプルは不規則な形態を示し,Lucentite OMSも見られた。OMSを増すと不規則な複屈折を示す球晶が増加し,溶融するとα,γ,γ′の3種の球晶の融点が観察された。PVDFにOMSを添加するとα結晶の形成が減少し,γ相が増加した。OMSは0.032%の少量でも融点付近でのアニーリングはγ相を得るために効果的であることが分かった。

シソーラス用語： *ポリフッ化ビニリデン ,  結晶度 ,  多形 ,  ナノ構造 ,  *ケイ酸塩 ,  *化学修飾 ,  *ナノ複合材料 ,  *結晶化 ,  焼なまし ,  球晶 ,  モルフォロジー ,  複屈折

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H)

タイトルに関連する用語 (8件)： フッ化ビニリデン ,  結晶性 ,  多形 ,  ケイ酸塩 ,  低温度 ,  過冷却 ,  溶融 ,  結晶化