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J-GLOBAL ID：201102269048992071   整理番号：11A1133505

回収ボイラにおける硫黄化学種と窒素化学種の炉内測定

In-Furnace Measurement of Sulphur and Nitrogen Species in a Recovery Boiler

著者 (7件)： VAINIO E. (Abo Akademi Univ., Turku, FIN) ,  BRINK A. (Abo Akademi Univ., Turku, FIN) ,  DEMARTINI N. (Abo Akademi Univ., Turku, FIN) ,  HUPA M. (Abo Akademi Univ., Turku, FIN) ,  VESALA H. (Technical Res. Centre of Finland (VTT), Espoo, FIN) ,  TORMONEN K. (Technical Res. Centre of Finland (VTT), Espoo, FIN) ,  KAJOLINNA T. (Technical Res. Centre of Finland (VTT), Espoo, FIN)
資料名： Journal of Pulp and Paper Science  (Journal of Pulp and Paper Science)
巻： 36  号： 3/4  ページ： 135-142  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0946A  ISSN： 0826-6220  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： カナダ (CAN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 回収ボイラ炉内,特に下部炉と黒液噴霧レベルでの気体組成に関する実験データが欠けている。全スケールの炉内の気体組成の実験的測定は気相反応の速度論や燃焼過程における種々の中間体の生成を理解するために重要である。展開した気体サンプリングプローブは回収ボイラ炉内の挑戦的環境で良く作用した。気体組成を,新しいガスサンプリング法を用いて大きな回収ボイラ炉内の全部で7個の測定値ポートで,最初の空気濃度から,溶解層上~1m,上部の第三の空気濃度まで測定した。測定を行い,計算流体力学に基づくモデルの検証を立証した。本論文は,炉内で測定した硫黄と窒素化学種および展開した気体サンプリングプローブに焦点を当てた。測定において多数の反応性硫黄と窒素中間体を同定し定量化した。特に種々の中間体濃度を黒液噴霧レベルで測定した。窒素と硫黄化学種の測定を含んだ:一酸化窒素(NO),二酸化窒素(NO₂),アンモニア(NH₃),シアン化水素(HCN),硫化水素(H₂S),二酸化硫黄(SO₂),メチルメルカプタン(CH₃SH),エチルメルカプタン(C₂H₅SH),硫化ジメチル((CH₃)₂S),二硫化ジメチル((CH₃)₂S₂),硫化カルボニル(COS)および硫化炭素(CS₂)。

シソーラス用語： *回収ボイラ ,  *黒液 ,  噴霧 ,  *化学組成 ,  気相反応 ,  反応速度論 ,  試料採取 ,  プローブ ,  計算流体力学 ,  モデリング ,  *硫化物 ,  *窒素化合物 ,  一酸化窒素 ,  二酸化窒素 ,  アンモニア ,  シアン化水素 ,  硫化水素 ,  二酸化硫黄 ,  硫化カルボニル ,  硫化炭素 ,  脂肪族化合物 ,  チオール ,  ジスルフィド ,  スルフィド
準シソーラス用語： サンプリング【試料採取】 ,  モデル化 ,  *気体組成

分類 (1件)： パルプ廃液とその利用  (YL02040L)

物質索引 (4件)： エチルメルカプタン ,  メチルメルカプタン ,  二硫化ジメチル ,  硫化ジメチル

タイトルに関連する用語 (5件)： 回収ボイラ ,  硫黄 ,  化学種 ,  窒素 ,  炉