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J-GLOBAL ID:201102269263267191   整理番号:11A1483930

サケ養殖場の寄生虫が野生サケの生産性に与える影響について

Effects of parasites from salmon farms on productivity of wild salmon
著者 (8件):
資料名:
巻: 108  号: 35  ページ: 14700-14704  発行年: 2011年08月30日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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サケ養殖の生態系に与える影響は,野生サケの生息数と生育域を保全する方法と政策を変更するための動機となっている。カナダやヨーロッパにおいて,サケの養殖漁業による病原菌の拡散がサケ漁獲量や天然資源保護に対する大きな脅威の一つとなっている。本研究では,寄生性カイアシ類であるサケジラミ(Lepeophtheirus salmonis)に関して,養殖サケから野生サケおよび野生サケから養殖サケへの感染の双方についてその影響を明らかにした。カラフトマスの一群について,サケの養殖は野生サケの生産性に影響を与えないと結論付け,さらに野生サケに対する発病リスクを減らす可能性がある計画的な養殖の休止あるいは閉鎖的な封じ込め技術などの方策と政策をとる必要がないとした。これらの結果は,ブリティッシュコロンビア州のBroughton Archipelagoにおけるカラフトマスの産卵-稚魚データとサケ養殖場のサケジラミ量の相関分析から統計的に有意ではないという結果に基づいている。本研究では,より幅広い時間軸と空間軸に亘りデータを比較するマルチストックモデルを用いて,カラフトマスとその稚魚の主要な捕食者であるギンザケの生息数の減少はサケ養殖場のサケジラミの増加との相関を認めるという正反対の結論に達した。野生サケをサケジラミから守るという先導的な方法が漁業と環境保全の利益をもたらすことになるべきであると考えた。
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分類 (3件):
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魚類  ,  動物の寄生虫病  ,  水産増養殖一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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