抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1994年から1996年にかけて,大分県の原木栽培地で褐変から黒変して腐敗したシイタケ子実体を確認した。幼および成熟子実体から分離した細菌は,ほだ木上のシイタケに接種すると原病徴を再現し,他の栽培きのこの子実体切片,菌褶および培養菌糸に対して病原性を示した。細菌学的性質および16S rRNA遺伝子解析の結果,分離菌をEwingella americanaと同定した。これまでにEw. americanaによるシイタケ子実体の病害は知られていないので,「シイタケ腐敗病(英名:Brown rot)」と呼称することを提唱する。(著者抄録)