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J-GLOBAL ID:201102269499007280   整理番号:11A1058237

三次元運動動作が可能なイオン性高分子-金属複合材料膜アクチュエータの新しい製造法

A novel fabrication of ionic polymer-metal composite membrane actuator capable of 3-dimensional kinematic motions
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資料名:
巻: 168  号:ページ: 131-139  発行年: 2011年07月 
JST資料番号: B0345C  ISSN: 0924-4247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イオン性高分子-金属複合材料(IPMC)は湿潤した電気活性高分子の一種で,多くの,生物に着想を得た水中ロボットへの応用において有望な動作特性を示す。これらの応用において,三次元運動動作が高効率の推力と操縦性を生成するのに望まれる。しかし,伝統的なIPMCには曲げ動作しか生成できないという限界がある。本論文では,新しい合成技法を開発して,三次元(3D)運動動作を生成できるハイブリッドIPMC膜アクチュエータを製造した。本アクチュエータは,分離されたIPMCビームを柔軟なポリジメチルシロキサン(PDMS)膜に接着した物で構成される。各個のIPMCビームを制御することにより,振動やうねりのような複雑な3D動作を生成できる。IPMCビームは,プラチナ電極をNafion薄膜上に化学的にめっきすることにより製造されたIPMCの1枚のシートから切り出した。複数のめっきプロセスを使用して電極の導電性を強化して,IPMCの作動性能をより良くした。アセンブリに基づく製造プロセスを採用し,2つのCNC工作による型枠を使用してIPMCアクチュエータをPDMSゲルに接着した。そして,PDMSを室温で処理して作動膜を形成した。全体的に,この新しい合成技法は,既存戦略と比較してコスト効果的で時間消費が少ない。作動膜の特性評価は,最大ねじり角度は15°にまで達し,羽ばたきのたわみはスパン方向の長さの25%にまで達し,チップ力は0.5g力にまで達し,電力消費は0.5Wを下回ることを示した。この新しい膜アクチュエータの最初の応用は,自由遊泳性のロボット・エイの設計におけるものである。このロボットは,人工胸びれとして機能する2枚の膜から構成される。実験結果は,本ロボットが低電力消費で自由遊泳能力のあることを示した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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