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J-GLOBAL ID：201102269534050444   整理番号：11A1754890

ab initio計算による超伝導性Lu₂Ni₃Si₅とその参照化合物Y₂Ni₃Si₅の電子構造

Electronic structure of superconducting Lu₂Ni₃Si₅ and its reference compound Y₂Ni₃Si₅ by ab initio calculations

著者 (2件)： SAMSEL-CZEKALA M. (Inst. of Low Temperature and Structure Res., Polish Acad. of Sciences, P.O. Box 1410, 50-950 Wroclaw 2, POL) ,  WINIARSKI M.j. (Inst. of Low Temperature and Structure Res., Polish Acad. of Sciences, P.O. Box 1410, 50-950 Wroclaw 2, POL)
資料名： Intermetallics  (Intermetallics)
巻： 20  号： 1  ページ： 63-67  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： W0672A  ISSN： 0966-9795  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 斜方晶三元ケイ化ニッケル:超伝導性Lu₂Ni₃Si₅とその非超伝導性の対応物,Y₂Ni₃Si₅,の電子構造を密度汎関数理論内で完全に相対論と全ポテンシャル局所軌道法を採用して計算した。著者らの研究を特にバンド構造とFermi面(FS)に関して焦点を当てた,それは両三元化合物に非常に似ている。それらのFSは四バンド中に存在し電子的とホール的三次元シートと小さなポケットを含む,それはLu₂Ni₃Si₅中に二重あるいは多重バンド超伝導(SC)の存在を示唆するように見える。両システムの間の主な相違はLu₂Ni₃Si₅においてのみ小さな電子FSポケットがΓ点あたりで生じることである。それは以前の熱容量測定から得たように,この化合物中のBCS的SCを生じることを可能にする,一方Y₂Ni₃Si₅においてSCの徴候を検出しなかった(少なくとも2Kまで下方に)。後者の系において,強磁性基底状態の可能な形成,それは通常SCを破壊しがちである,を著者らの計算によって排除した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ルテチウム合金 ,  ニッケル含有合金 ,  ケイ素含有合金 ,  ニッケル合金 ,  イットリウム含有合金 ,  *電子構造 ,  計算 ,  超伝導
準シソーラス用語： 第一原理計算

分類 (1件)： 金属結晶の電子構造  (BM02050C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 計算 ,  超伝導性 ,  参照 ,  電子構造