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J-GLOBAL ID:201102269559349304   整理番号:11A0858135

ピルビン酸エチルはウシの乳房内皮細胞の内毒素誘導性炎症応答を減少する

Ethyl pyruvate diminishes the endotoxin-induced inflammatory response of bovine mammary endothelial cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 93  号: 11  ページ: 5188-5199  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大腸菌性乳腺炎における内毒素誘導性炎症反応は,現在実施可能な治療法での制御が困難である。内皮細胞は炎症反応にかかわる第1細胞型であり,内毒素曝露での前炎症性メディエータによる炎症の激しさを調整することができる。ピルビン酸エチルエステルのピルビン酸エチルは,幾つかのin vitroおよびin vivoでのエンドトキシン中毒症モデルにおける前炎症性メディエータの生産阻害によって,内毒素誘導性炎症反応を改善する。ここでは,大腸菌性乳腺炎の病原に関係する血管の前炎症性メディエータの生産に及ぼすピルビン酸エチルの影響を調べた。大腸菌性乳腺炎の発現を低減するピルビン酸エチルの効果を,内毒素で刺激されたウシの乳房内皮細胞(BMEC)の培養細胞を用いて評価した。内毒素刺激BMECのピルビン酸エチル処理は,IL-6,IL-8および細胞間接着分子1の遺伝子発現とエイコサノイド生産酵素のシクロオキシゲナーゼ2および15-リポキシゲナーゼ1の発現を縮小した。これは,in vitroでの大腸菌性乳腺炎のBMECモデルにおいてピルビン酸エチルの効果を調べた最初である。ピルビン酸エチルは,in vitroでの血管の前炎症性メディエータの遺伝子発現および蛋白質発現を効果的に阻害できることから,in vivoでの効果を調べるための更なる研究が保証された。ピルビン酸エチルはヒトの健康に安全であり,大腸菌性乳腺炎に関係する幾つかの病因を抑える治療法として期待される。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  細菌による動物の伝染病 
物質索引 (1件):
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