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J-GLOBAL ID：201102269616779078   整理番号：11A0102372

次元的に不整合なグラフェン界面の熱コンダクタンスのシミュレーション

Simulation of thermal conductance across dimensionally mismatched graphene interfaces

著者 (3件)： HUANG Zhen (School of Mechanical Engineering, Birck Nanotechnology Center, Purdue Univ., West Lafayette, Indiana 47907, USA) ,  FISHER Timothy S. (School of Mechanical Engineering, Birck Nanotechnology Center, Purdue Univ., West Lafayette, Indiana 47907, USA) ,  MURTHY Jayathi Y. (School of Mechanical Engineering, Birck Nanotechnology Center, Purdue Univ., West Lafayette, Indiana 47907, USA)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 108  号： 11  ページ： 114310  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,半無限グラフェン接触にまたがるグラフェンナノリボン(GNR)中のフォノン輸送挙動を考察した。原子Green関数(AGF)を用いて,ジグザグまたはアームチェア端を持つGNR中のフォノン波効果を調べた。熱コンダクタンスがリボンの端の形状に敏感であることを見いだした。ジグザグ状の両端を持つGNR構造は,アームチェア端のもののほぼ2倍の熱コンダクタンスを示した。結果から,グラフェン/GNR界面は自立GNRと比べてフォノン伝導をやや減少させることが分かった。素子の長さを固定した場合,コンダクタンスはGNRの幅とともに増加した。一方,コンダクタンスはGNRの長さとともに減少した。GNR長の増加に対してジグザグ状リボンは,アームチェア状リボンよりも小さなコンダクタンスの減少を示した。非常に短い素子の熱コンダクタンスは単一グラフェン-GNR界面の値を越えた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 不整合 ,  *単一層 ,  *界面 ,  *コンダクタンス ,  シミュレーション ,  ナノ構造 ,  フォノン ,  Green関数 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： *熱コンダクタンス ,  ナノリボン

分類 (2件)： 非金属のその他の熱的性質  (BL05040J) ,  結晶中のフォノン・格子振動  (BL03020Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 次元 ,  不整合 ,  グラフェン ,  界面 ,  熱コンダクタンス ,  シミュレーション