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J-GLOBAL ID:201102269855240350   整理番号:11A1026050

東部タングラ地域,莫雲地域におけるペルム紀玄武岩の地球化学とマントル源の特徴

Geochemistry and mantle source characteristics of the Permian basalts in Moyun area, eastern Tanggula Range
著者 (8件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 125-138  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2047A  ISSN: 1000-6524  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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青海-チベット高原の後背地の東部タングラ地域は,東部古テチス構造性骨格の再現への鍵である。それは古地理学的に北部チャンタン盆地の東部縁辺に属し,三江構造帯の西部に位置し,峨眉山大火成区に隣接する。火山岩は,ペルム紀中期に主に起こる火山活動を有する東部タングラ地域に広く分布する。フィールド・マッピングに基づき,著者らは,莫雲地域の火山岩を三つの塩基性岩ユニット,すなわち,第三ユニットを層間形状で生じる第二,第三,第四岩石ユニットに分けた。それらは,浅海相の微細な砕屑岩,泥岩,生物砕屑石灰岩と整合的に接触し,ペルム紀中期Gadikao層の堆積性火山岩の三つのサイクルを造り上げる。Gadikao層火山岩の主要元素と微量元素の組成と全岩同位体の体系的分析によると,その火山岩は岩石学と地球化学の指標では玄武岩(すなわち,莫雲玄武岩)に属し,灰緑色塊状玄武岩,灰緑色塊状オリビン玄武岩,濃灰緑色ドレライトから成る岩石タイプを有する。莫雲玄武岩は,低くて著しく変動するSiO_2,Al2O3,MgO,Ni,Cr含量を有し,それぞれ,4.24%~49.62%(平均45.62%),12.27%~15.35%,5.88%~7.52%,112×10(-6)~191×10(-6),141×10(-6)~269×10(-6)である。K_2O含量は著しく変わり(0.02%~1.27%),Mg#比は低く(0.39~0.48),高いNa_2O(2.36%~5.26%),TiO_2(2.12%~5.73%),総FeO(TFeO>10%),P_2O_5(0.70%~1.87%)が存在し,莫雲玄武岩は高いTiO_2と低いAl_2O_3含量を有する峨眉山大陸性氾濫玄武岩と同じである。地球化学的特徴に関し,莫雲玄武岩は遷移的玄武岩系列である。コンドライト規格化REEパターンによると,すべての試料は,極めて高い総含量の希土類元素(ΣREE=284.02×10~(-6)~678.88×10~(-6))を有し,著しく軽REE(LREE)に富み,14.89~23.23の(La/Yb)N,2.30~3.58の(Gd/Yb)N,そのδEu値が0.76~0.99である弱いEuの負の異常を有する。・・・(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般  ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般 

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