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J-GLOBAL ID:201102270194997261   整理番号:11A1908549

キトサン/ポリカプロラクトン混合物ぬよるウシ角膜内皮細胞の表現型応答

The phenotypic response of bovine corneal endothelial cells on chitosan/polycaprolactone blends
著者 (10件):
資料名:
巻: 90  ページ: 236-243  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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角膜内皮細胞(CECs)の種々の挙動が研究されているが,CECsの種々の生分解性バイオ材料との相互作用は系統的に調べられていない。そこで,臨床上の必要性へのそれらの可能な影響の解明と科学的関心から,異なる特徴を有する2つの一般的な生分解性バイオ材料,キトサンとポリカプロラクトン(PCL)をウシCEC(BCEC)培養系中で調べた。細胞とマトリックス間の相互作用も調べた。純粋なPCLは,その不透明性のために観察に利用できなかった。しかし,BCECsは,キトサンの表面に接着せず,うまく増殖しなかった。この欠点を克服するために,筆者らは,種々の割合のPCL(PCL:PCL25,PCL50,及びPCL75)を利用するキトサンとの混合物を開発した。混合物中のPCL含量の増加と共に,BCECsは,大きな接着と増殖を示した。また,PCL50とPCL75を利用する混合物で細胞が重なりあい,7日目で典型的なヘキサゴナル状を維持した。さらに,BCECsを混合物上で培養するとき,分化マーカーのN-カドヘリンと密着結合マーカーのZO-1が発現し,生理的表現型に類似した。混合物上でのBCECsの増加する増殖と維持についての可能な説明は,キトサンとPCLの混合が生物活性基底層を作り出すことである。本法は,多くの細胞外マトリックス型IVコラーゲンを合成するための遺伝子発現を調節することができ,BCEC培養に望ましい環境を与える重要な方法の下地をもたらす。したがって,混合によるCEC成長効果の促進は,角膜内皮の組織工学に応用される。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  生体代行装置 

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